〈被告は、原告に対し、419万1500円及びこれに対する令和元年10月21日から支払済みまで年5分の割合による金員を支払え〉
今年7月、広島県在住の現役創価学会員A氏のもとに、学会本部から65ページもの分厚い訴状が届いた。一体、どうして?
学会二世のお笑い芸人、長井秀和氏が、学会による訴訟について語る。
「私は、昨年12月の西東京市議選で、主に学会批判をして当選しましたが、選挙中の演説が名誉毀損にあたるとして学会より民事で訴えられ、現在係争中です。1969年の『言論出版妨害事件』が有名なように、学会は、批判的な言論をする組織や個人に対し、訴権を使って抑え込もうとしてきた歴史があります」
その直近の事例が冒頭のA氏だ。1980年に入信し、活動歴43年のA氏はこう振り返る。
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source : 週刊文春 2023年8月3日号