「粉飾決算は、堀雅晴氏(68)が社長の座についた2003年以降、少なくとも20年は続いてきたとみられます。売り上げを実際の1.5倍まで改竄していた年もあった。粉飾発覚後に債権回収された分を除いても、負債残額は282億円と、これほどひどい粉飾はかつて例がない」(大手信用調査会社職員)
前代未聞の粉飾決算を続け、7月24日に破綻した堀正工業(本社・東京)。創業90年を誇る同社は、ベアリングメーカーのNTNの販売代理店で、直近3年間の年商は60億円を超えていた。
そんな“名門企業”の化けの皮が剥がれたのは、今年5月のこと。経営実態は火の車で、銀行ごとに別々の粉飾した決算書を見せ、全国約50の銀行から融資を受けていたというのだ。
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source : 週刊文春 2023年8月10日号