あれだけ批判されれば、さすがに懲りるだろうと思いきや、昭恵夫人に限ってそれは甘い。謹慎中にもかかわらず都内某所で怪気炎。「批判は神様からのご褒美」「変わり者が世の中を変えていく」と開き直った。安倍首相が守り続ける妻の頭に「反省」の文字はない。

◆ ◆ ◆

 カナダのG7サミットから帰国まもない6月14日の夕方、安倍昭恵夫人(56)は東京・南青山にいた。

 チャペルが隣接し、普段は結婚披露宴の会場となる広間で男性数名と70名ほどの女性を前に、マイクを手にして熱弁をふるう。

「私もいろんな事があって、たくさん批判をされて、その批判を糧にしたいなと思っています。今日は(三宅)マリさんの会ということで特別に大勢の前に出て来たんですけれど、(最近は)あまり大勢の前に出ることをしていないんです……。

「今でも小学校は開校してほしいと思っています」と安倍昭恵夫人

(批判は)私にとってはいったん、ちょっと立ち止まりなさいという神様からのご褒美だったのかな、少し休みなさいということだったのかなとも思っていて、何か困った時にそれをどう捉えるかがとても大事で、それをすべてポジティブ・シンキングがいいのかどうかわからないですけれど、それを自分にとって良いようにしていくのがとても大事なんだろうと思っています」

 ノーカラーのボーダージャケットに黒のスカート姿の昭恵氏は胸のうちを赤裸々に語り、いつしか“独演会”は熱を帯びていった。

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source : 週刊文春 2018年6月28日号