慶應高校野球部の監督でありながら、小学校の教員でもある森林監督が受け持つ教室にアガワが突撃。既存の「高校野球」を変えたいと願い、今夏107年ぶりの甲子園優勝へ導いた、監督の熱い想いを教え子気分で伺いました。

 

(もりばやしたかひこ 慶應義塾高校野球部監督。1973年生まれ。東京都出身。慶應義塾幼稚舎にて教員をしながら2012年に慶應義塾高校野球部助監督、15年より同校監督に就任。18年、春夏共に甲子園に出場。23年夏の甲子園にて107年ぶりの優勝を果たす。著書に『Thinking Baseball』(東洋館出版社)。)

 

阿川 甲子園優勝おめでとうございます! といっても、もう2カ月も経ってしまいましたけど。まだ余韻はありますか?

森林 こういった取材の機会をいただくと色々思い出しますね。現実的には次のチームを作っていかないといけない時期なので。高校野球は夏が終わった秋が一番忙しいんです。

阿川 10月の国体では1回戦で仙台育英に負けちゃったそうで。やっぱり向こうは「次は負けないぞ」みたいな勢いだったんですか?

森林 よく聞かれるんですが、うちと仙台育英は憎きライバル関係というわけではなく、選手同士も結構仲が良いんですよ。それに国体は全チーム同じ宿に泊まるので食事会場でも隣で別の高校が食べていたり、だいぶ和やかな雰囲気でしたね。

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source : 週刊文春 2023年11月23日号