あのゲーム名人はメーカーの宣伝マンだった。家庭用ゲーム創成期、全国を駆け回った舞台裏をいま明かす。

今立 有り難いことに、最近はファミコンで仕事をいただいていますが(笑)、ファミコンを買ってもらったのは遅くて、発売から3年後、小学4年生のときでした。初めて買ったソフトは、『グーニーズ』。あとで映画を観て、シンディ・ローパーの主題歌はゲームをパクったと思ってました。

 

高橋 順番が逆(笑)。

今立 ファミコンから知識を得ていたんです。『悪魔城ドラキュラ』は、ビジュアルも音楽も最高にカッコよかったんですが、「ドラキュラはトランシルバニアにいる」と知り、『がんばれゴエモン』には、「関所を通るには通行手形が必要」と学んだ。僕ら子供への影響力が半端なかった。そしてファミコンをバズらせたのは、間違いなく高橋名人とハドソンですよ。

初回登録は初月300円で
この続きが読めます。

有料会員になると、
全ての記事が読み放題

  • 月額プラン

    1カ月更新

    2,200円/月

    初回登録は初月300円

  • 年額プラン

    22,000円一括払い・1年更新

    1,833円/月

※オンライン書店「Fujisan.co.jp」限定で「電子版+雑誌プラン」がございます。ご希望の方はこちらからお申し込みください。

有料会員になると…

世の中を揺るがすスクープが雑誌発売日の1日前に読める!

  • スクープ記事をいち早く読める
  • 電子版オリジナル記事が読める
  • 解説番組が視聴できる
  • 会員限定ニュースレターが読める
有料会員についてもっと詳しく見る
  • 0

  • 0

  • 1

source : 週刊文春 2024年1月4日・11日号