「記録は破られるためにある。そのために努力し続けるのが人間というものだ」

 これは実業家、リチャード・ブランソンの名言だ。

 将棋界において、大山康晴十五世名人が達成された記録の一つに「タイトル戦19連覇」がある。タイトル戦を連続で勝ち続けるには技術も勿論、強靱な精神力と体力が必要であろう。

 だがこの偉大な記録を実に58年ぶりに藤井聡太八冠が塗り替えた。第73期王将戦七番勝負第4局、挑戦者・菅井竜也八段を相手に4連勝で防衛を果たし、20連覇を達成したのだ。

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source : 週刊文春 2024年2月29日号