いまや70代でも6割以上の人が保有しているスマホ。便利な反面、目に与える負担は大きいとされる。目に優しい距離や目の休め方、そして簡単トレーニングまで。スマホと上手に付き合うための4つのルールを紹介する。

 

▶20分、20秒、6mの鉄則
▶距離と姿勢の最適解
▶そば、カボチャ、枝豆を食べよう
▶「ガボール・アイ」「レシート活用」すぐできる2つのトレーニング

 

 目のかすみ、ドライアイ、頭痛など、目の疲れから来る不調に悩む人が増えている。二本松眼科病院(東京都)副院長の平松類医師が警鐘を鳴らす。

「今や高齢者の目の悩みは老眼ばかりではありません。コロナ禍以降、スマートフォンやタブレットなどで目を酷使する人が増えた。シニアでもYouTubeなどの動画をスマホで視聴する人が多い。その結果、目の不調を訴える人が大勢います」

平松医師

 内閣府の調査によれば、スマホの普及率は2023年の時点で89.9%だ。

 だが、スマホ利用による目の酷使は視力の低下を招き、遠くがぼやけて見える近視の人口増加に拍車がかかっている。総務省は、国内の近視人口を約4000万人と推定している。

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source : 週刊文春 2024年3月21日号