中森明菜(58)「歌いたい。でも、もう声が出ないの」《金屏風会見から34年、歌姫の現在地》

「週刊文春」編集部
エンタメ 芸能 音楽

 消えた歌姫――。34年前、近藤真彦との「金屏風会見」以降、何時しかそう呼ばれるようになった中森明菜。だが、今年7月にファンクラブ向けイベントの開催を発表。復活の道を歩む彼女の横には、ある母娘の存在があった。

 

▶元後見人が初証言「明菜をカラオケ付きの地下室で匿った」
▶「酒やめろと言われたら消える」ワサビ焼酎と珈琲ウォッカ
▶20年来元恋人マネジャーの姪っ子アボカド博士が支え
▶7月13日ファン向けイベントは極秘ライブなのか?

スターの復活はもうすぐ?

 都心から電車で30分ほどのベッドタウン。街のシンボルであるレトロな駅舎やスナックが、昭和の面影を色濃く残す。

 閑静な住宅街を歩くと、道路から奥まった敷地に約130平米の2階建て一軒家がある。カーテンや雨戸は1日中閉め切られ防犯カメラが複数台設置されて、“禁区”(立ち入り禁止区域)を主張するかのようだ。表札と郵便ポスト、どちらにも2つの苗字がほぼ均等に配置されている。その内1つが〈中森〉。ここは復活を期す「昭和の歌姫」“再生”の場所である。

 中森明菜、58歳。5月1日のデビュー42周年に向け、4月から毎週水曜日にセルフカバーをYouTubeで披露している。第1弾が1988年のヒット曲「TATTOO」。歌唱中、カメラに向かい弾ける笑顔でピースサインするなど、終始ノリノリだ。

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source : 週刊文春 2024年5月2日・9日号

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