「ヘインが、ヒョヌが……」。小誌編集部でもドハマりするデスクや記者が相次いでいる韓国ドラマ『涙の女王』(全16話)。一体、何がそんなに面白いのか。調べてみると、あの大人気ドラマとの共通点が次から次へ――。

「あの『愛の不時着』を超えた!」

 北朝鮮兵士リ・ジョンヒョク(ヒョンビン)と韓国の財閥令嬢ユン・セリ(ソン・イェジン)のロマンスを描き、日本でも空前の大ヒットを記録した『愛の不時着』(2020年2月配信)。今年、ついにその視聴率を上回る作品が誕生した。3月からNetflixで配信中の『涙の女王』だ。

ヒョンビン(左)とソン・イェジン

 在韓記者が解説する。

「財閥令嬢の妻と、その系列会社に勤める夫の“格差夫婦”が、妻の余命宣告をきっかけに、離婚の危機から再び夫婦としての愛を取り戻していくというストーリーです。初回は視聴率5%台でしたが、最終話では『愛の不時着』を抜き、放送局の歴代最高視聴率24.9%を記録。非英語圏を対象にしたNetflixのグローバルチャートでも1位を獲得しています」

財閥令嬢のヒロイン(『涙の女王』より)

 妻ホン・へイン役のキム・ジウォン(31)は、圧倒的な美貌と演技力で知られる気鋭の女優。ドラマの大ヒットを受け、今年7月には初の日本でのファンミーティング開催も決定している。これまで熱愛を認めた相手はおらず、清純派のイメージも強い。

「元々は国民的歌手で女優のIUにヘイン役が打診されていましたが、22年4月、メディアの取材にIU側は『悩んだ末に断った』と明かしています。撮影期間が、久々の世界ツアーの直前だったことも影響したのでしょう」(韓国ドラマ関係者)

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source : 週刊文春 2024年5月23日号