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ウコン、しじみ汁…ツラい二日酔いに一番効くのはナニ?

 ツラい二日酔い。

「飲み会前にウコンを飲めば悪酔いしない」と、ここ数年、酒好きの間ではウコンが大人気。「二日酔いにはしじみ汁」の定説も根強く、永谷園からは二日酔い対策としてインスタントしじみ汁も発売されたほど。

 他にも「沖縄では、鰹節と味噌を湯で溶いた『かちゅー湯』が定番」(27歳男性)、「肝臓に負担をかけないよう仰向けに寝て、フレッシュジュースでビタミンCを摂る」(34歳女性)など改善策は多種多様。一体どれが一番効くのか?

 慶應義塾大学看護医療学部の加藤眞三教授に聞いた。

「おしっこをするとアルコールが抜けるとか、お風呂やサウナで身体を温めると分解が早まるというのは間違い。二日酔いは、アルコール分が体内を通過する際に与えたダメージが残っている状態で、これを防ぐ特効薬はありません。ただ飲酒前に胃腸薬などを飲むことで、胃壁が荒れるのをある程度抑えることは可能」

 とはいえ「胃薬を飲むと、油断して結局飲みすぎる」との声もあるので、むしろ酒の飲み方に注意するべきか。

「空腹のまま飲むと胃壁が荒れる上、アルコール分を一気に吸収してすぐに酔い、飲むピッチが上がりがち。つまみもいいですが、水分を補給しながら飲むとよいでしょう」(アルコール健康医学協会)。それでも二日酔いになってしまったら「症状に合わせた投薬によって頭痛を抑えることは可能」(前出・加藤教授)。

 漢方薬という手もある。

「五苓散(ごれいさん)や黄連解毒丸(おうれんげどくがん)は頭痛や胃の不快感を軽減します。ウコンは生薬のひとつですが、即効性のあるものではありません」(漢方けづか薬局 管理薬剤師 毛塚貴子さん)

 食べ物ではどうだろうか。

「二日酔いのときは、体内の水分や糖質が不足しています。そこで最適な朝食は卵と納豆かけご飯に味噌汁。タンパク質のバランスが最高です。むかつきがあるなら、味噌汁にすりおろした生姜を入れて。胃の血行を促進してくれます」(ウイケアカイロプラクティック 吉川祐介院長)

 何にせよ「二日酔いは身体が発するイエローカード。素直に反省し、飲み過ぎを控えるべき」(前出・加藤教授)

 酒飲みには耳が痛い? (さのちあき)


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