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そろそろ花粉症が気になる頃 レーザーより効く最新治療法

 今年もそろそろ花粉症が気になる季節。西武の大型ルーキー菊池雄星も、花粉症対策のためレーザー治療を受けたとか。健康雑誌記者が言う。

「今、最先端の花粉症治療はソムノプラスティです」

 なんだか難しそうな名前だが、一体どんな治療法?

「ソムノプラスティとは治療器の名称で、治療の正式名称は『高周波電気凝固法による下甲介(かこうかい)切除術』と言います。花粉症で鼻が詰まるのは下甲介という部分が腫れるためです。レーザーはその表面を焼くだけですが、ソムノプラスティは腫れた部分に針を刺し高周波を流して縮めてしまう。そのため、鼻づまりに関してはレーザーより効果が高い」(慶友銀座クリニック・大場俊彦院長)

 鼻の中に針を刺すというのは、かなり痛そうだが。

「ソムノプラスティで用いるのは極細の針で、刺すのは約二ミリ。手術時間も片側二分程度ですので、治療を受けた患者さんの多くが『思っていたより全然痛くなかった』と言っています」(同前)

 手術は日帰りで、保険も使えるそうだ。

 が、花粉症の症状は鼻づまりだけではない。目のかゆみや鼻水に悩む人は、抗アレルギー剤を使うしかないのか?

「漢方なら症状を軽くすると同時に体質も改善し、根本治療が可能です」(あらなみクリニック・荒浪暁彦院長)

 しかし、漢方は効くまでに時間がかかるのでは?

「標治療薬(現在の症状を抑える漢方薬)は、抗アレルギー剤などより即効性がありますし、妊娠中や授乳中でも服用できます」(同前)

 もうひとつ、花粉症の根本治療として注目を集めているのが「舌下免疫療法」だ。

「今までの免疫療法は、スギ花粉を含む注射液を低い濃度から徐々にあげて注射していましたが、舌下免疫療法はスギ花粉を含むエキスを舌の下に滴下するだけなんです」(三重大学医学部附属病院准教授・湯田厚司氏)

 ただし問題が二つ。

「保険適用外なので、年間六万円程度の治療費がかかります。また花粉の飛散が始まる直前から治療を始めたのでは効果がないので、今からでは間に合いません」(同前)

 次回の治療が始まるのは、今年の十二月だそうだ。 (岡崎博之)


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