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2019/02/05

根尾、藤原らが抜けた今年のチームの力は?

 秋の大会で最大のライバル・履正社にコールド負けを喫した13年の大阪桐蔭は、翌年夏に全国制覇。勝利を目前にしながら一塁手がベースを踏み損ね、悲劇的なサヨナラ負けを喫した17年の夏を経験すると、プロ入りした根尾昂や藤原恭大らを中心に、春夏連覇を達成。こうした屈辱、衝撃の敗戦を経験した時ほど手腕を発揮し、個の力に頼らない強力なチームを作り上げる印象が西谷監督にはある。

 今年のチームは前チームのような派手さはない。「エース」と呼べるような投手はおらず、秋の段階では“一本足打法”で三本塁打を放った西野力矢ら1年生が中軸を担っていた。しかし、控え選手にも日本代表歴を持つ選手を揃え、さらに4月になればU-15侍ジャパンの強力バッテリーも入部予定だ。選抜出場を見据えて準備を進めた一方で、落選した場合に備えて練習試合の予定も既に組んでいた。

「秋の2敗と選抜に選ばれなかったことを正面から受け止め、技術面、精神面を高めていきたい。覚悟は決まりました。夏にやってやろう、という気持ちが今は強い」(同前)

 もし夏も逃すとなれば、同校にとって11年以来の春夏とも甲子園不出場年となる。

出典元

偽りだらけの安倍晋三

2019年2月7日号

2019年1月31日 発売

定価420円(税込)