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白血病診断7年後に金メダル……なぜ彼らは病いを乗り越えられたのか

2019/02/24
個人、リレーを合わせ計18種目の日本記録を保持 ©共同通信社

 競泳女子の池江璃花子(18)が2月12日、白血病を公表。各界からエールが続々と送られ、その中には難病を乗り越えて活躍した選手も多くいる。

 白血病を克服した選手として真っ先に思い浮かぶのは、08年の北京五輪オープンウォーター男子で金メダルを獲得したマーテン・ヴァンデル・ウェイデン(オランダ)だ。01年に白血病と診断された後、骨髄幹細胞移植や抗がん剤治療などを経て、体重は20キロほど落ちた。それでも水泳への思いは途切れず、2年後には選手生活に復帰。診断から7年後に掴んだ栄冠は、世界中で大きく報じられた。

 試合後、彼はこう語った。

「白血病が教えてくれたのは、一歩一歩やっていかなければならないこと、我慢強さが必要だということです」