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独占告白 日産西川社長「V字回復はゴーン氏だけの功績ではない」

 日産自動車・カルロス・ゴーン前会長(64)の逮捕から3カ月あまり。ゴーン氏の不正行為に関する内部調査が続く中、西川廣人社長兼CEO(65)が今回、「週刊文春」の取材に応じた。

「青天の霹靂だった」と西川社長 ©文藝春秋

“ゴーン・チルドレン”と呼ばれるほど、ゴーン氏からの信頼が厚かった西川氏。2017年4月、後継者として社長兼CEOに就任し、日産の経営にあたってきた。

 なぜ不正を見抜けなかったのか。

「不正の温床はゴーン氏への権限の集中でした。彼が秘密裡に進めようと思えば、何でもできてしまう体制を作り上げてしまっていた。私はまさか自分のボスが裏でこんな重大な不正行為をしているとは、思いもよらなかったのです」

後継指名から間もない時期の2人 ©共同通信社
左上から時計回りにパリ、アムステルダム、リオデジャネイロ、ベイルートの自宅 ©共同通信社

 法人としての日産自動車も有価証券報告書の虚偽記載で起訴されているが、自身の進退についてはこう語った。

「不正に気付くのが遅れたことは申し訳ない気持ちでいっぱいです。この過去に対する責任の一方で、私には、将来に対して果たさなければならない重要な責任があります」

年10億円超の巨額報酬

 ゴーン氏が日産自動車COOに就任したのは1999年のこと。当時約2兆円の有利子負債を抱えていた日産だったが、ゴーン氏がリストラ改革などを断行し、V字回復に成功。その経営手腕は“ゴーン神話”とも称された。

 ただ、西川氏は「それはゴーン氏一人の功績ではない」と語る。

「確かにかつての日産のV字回復は、ゴーン氏が指揮を執りました。その後の回復のきっかけを作ったことは紛れもない事実。ゴーン氏の功績です。そのうえで、実際の改革を成し遂げたのは、工場、開発、販売……その前線に立つ従業員、それぞれの現場の力であり、一人のリーダーの力ではない、ということです」

 2月28日(木)発売の「週刊文春」では、西川氏が、不正を知った経緯や、ゴーン氏の驕りを感じた瞬間、ゴーン氏と自身の関係性、ルノーとの経営統合問題などについて120分間に及ぶインタビューに応じている。

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出典元

日産西川社長<激白120分>「ゴーンは日本人をナメていた」

2019年3月7日号

2019年2月28日 発売

定価420円(税込)