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ロシア外相に「響」をプレゼント

 外相としての大仕事、日ロ交渉が話題にのぼると、ロシアのラブロフ外相に高級ウイスキー「響」の17年ものをプレゼントした逸話を披露。北方領土の2島返還論を念頭に「響をあげたんだから、3島は返してもらわないとな」と笑い、天皇陛下とラブロフ氏、どちらとの面会が緊張したかを問われると「そりゃ陛下だよ。ラブロフは見た目は怖いけど、結構ジョークが好き。下ネタも多いんだ」と口は益々滑らかに。

 そんな河野氏、3月9、10日の土日には福岡に出向いた。所属派閥の親分・麻生太郎副総理が、知事選で支援する新顔を応援するためだ。麻生氏は二階俊博幹事長ら党内の慎重論を押し切って新顔を擁立したが、「反麻生の自民議員らが推す現職が強く、早くも新顔の敗戦は確定的。河野氏は麻生氏に応援を頼まれて断れなかったのか、自ら尻尾を振ったのか……」(政治部記者)。

 河野氏が国会改革にこだわるのは、閣僚の国会答弁を減らし、本来の職務に集中する環境を整えることが国益につながる、との思いから。だが、国会のない週末に親分のための選挙応援では、持論の説得力にも疑問符が付きかねない。

出典元

青山学院理事長の小学校「300万円」入学口利きを告発する

2019年3月21日号

2019年3月14日 発売

定価420円(税込)