昭和34年(1959年)創刊の総合週刊誌「週刊文春」の紹介サイトです。最新号やバックナンバーから、いくつか記事を掲載していきます。各号の目次や定期購読のご案内も掲載しています。

「智子を被告にはしたくはなかったが……」

 数馬さんは生前、週刊文春の取材に対し実情を語った。

「智子を被告にはしたくはなかったが、帰って来て欲しい、居場所が知りたい一心で準備している。相手の実家に要求書を送ったら、相手も弁護士を立て、書面をよこしてきた。

 そのなかには、あたかも僕が彼女に暴力を振るったことが失踪の原因かのように書かれていました。体調が悪い時に強く当たったことはあったが、暴力をふるったことはない。どうしてそんなことが言えるのか、強い憤りを感じます」

智子さんとA君のツーショット

 子供たちも数馬さんが母親に暴力をふるったところを見たことはない、と証言している。

 数馬さんの旧知の友人が明かす。

「家族一丸となって、智子さんを連れ戻そうと必死でした。それもこれも数馬さんがいたからこそ。裁判は数馬さん主体で準備していた。残された子供たちは生活していくのに精一杯で、裁判まで手がまわらないのではないでしょうか」

 子供の1人は、肩を落としてこう語る。

「裁判のことは、これから僕達で相談して決めていこうと思っていますが、今はみんな混乱していて……。皆、朝から晩まで仕事やバイトに追われる日々。仏壇も作れていない状況なんです」

 数馬さんの訃報は相手の弁護士を通じて智子さんに伝わっている。しかし依然、智子さんは戻らぬまま。A君の所在も掴めていない。

“母帰る”日は未だ遠い。

この記事の写真(2枚)

出典元

新天皇を悩ませる秋篠宮さま「即位拒否」 雅子さまのご体調

2019年5月2・9日号

2019年4月25日 発売

特別定価460円(税込)