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もはや文大統領自身が北のエージェントのような存在

 韓国駐在武官を経験した元陸将の福山隆氏は、「文藝春秋」4月号掲載の座談会(「日韓断交」完全シミュレーション)で、次のように指摘している。

「文政権は、最重要課題として北朝鮮との関係改善にのめり込んでいる。もはや文大統領自身が北のエージェントのような存在だといっていいでしょう。韓国内にも、『北に接近しすぎだ』と思っている国民は相当いる。そこで次々と(反日)ネタを広げ、日本を挑発し、バッシングする。それに日本が反発すれば、国民の目は一斉にそちらに向きますから、北に擦り寄っているという“不都合な真実”を誤魔化すことができるというわけです」

©共同通信社

 さらに、福山氏はこう警鐘を鳴らす。

「私は、文大統領によって韓国社会のみならず、(韓国)軍までもが左傾化している可能性があると見ています。今、文政権が進めているのは、これまで北の情報収集を至上命題としてきた国家情報院と韓国軍情報部隊の“骨抜き”です。『(政権が親しい)北の動きをあまり細かく監視するな』というメッセージを込めた方針だと見ていいでしょう」

 文政権のこうした動きには、韓国の保守派も危機感を強める。その表れが、冒頭の羅議員の演説だったのだ。この「文大統領は金正恩の首席報道官」発言をした羅議員は現在、与党・共に民主党の公式インスタグラムで「#品位のない彼女」とハッシュタグをつけられ、「羅卿瑗は安倍の首席報道官」など、猛烈なバッシングの対象となっている。

 文政権がどのような政権なのか、いま一度、冷静に検証する必要があるだろう。

文藝春秋4月号

「文藝春秋」4月号の座談会には、福山氏のほか、産経新聞ソウル駐在客員論説委員の黒田勝弘氏、元駐韓大使の寺田輝介氏、韓国富士ゼロックス元会長の高杉暢也氏、新潟県立大教授の浅羽祐樹氏という各界の“韓国経験者”が結集。文在寅政権の現状と日韓関係の展望を徹底議論している。

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