昭和34年(1959年)創刊の総合週刊誌「週刊文春」の紹介サイトです。最新号やバックナンバーから、いくつか記事を掲載していきます。各号の目次や定期購読のご案内も掲載しています。

「いつになっても結婚できない」と母は心配 悠仁さま刃物事件犯・長谷川薫56歳の正体

 警視庁大塚署に勾留された男は捜査一課の調べに対し、身の毛がよだつ“犯行計画”を饒舌に語っていた。

「天皇家は血が濃いから駄目なんだ。悠仁さまをナイフで刺すつもりだったけど、教室にいなかったから包丁を机に置いて外に出た」

◆ ◆ ◆

男は「工事の者です」と淀みなく話した

 改元を5日後に控えた4月26日、黄色のヘルメットに青色の作業着姿の男がお茶の水女子大学の正門前に降り立った。午前10時50分、男は約160センチの塀をやすやすと乗り越え、侵入。中学の校門前のインターフォンを押し、「工事の者です」と淀みなく話したという。

悠仁さまは体育の授業中だった ©JMPA

 校内がパニックに陥ったのは約1時間後のことだった。

「教室を通りかかった教員が悠仁さまの机の上に置いてあった果物ナイフを発見したのです。約60センチのアルミ製の棒の先端に、ピンクに塗られた2本の果物ナイフが巻き付けてあった。学校側が警察に通報したのは、それから6時間後の同日午後6時20分頃でした」(捜査関係者)

 刑事部捜査一課の他、思想的背景を探るため、公安部公安総務課や極左のデータベースを保有する公安二課が捜査に関わったという。

 そして4月29日に建造物侵入の疑いで逮捕されたのは、職業不詳・長谷川薫容疑者(56)だった。

長谷川薫容疑者 ©共同通信社

「長谷川容疑者は、犯行の数日前から都内のホテルに滞在。都内のホームセンターなどで包丁やヘルメットを購入するなど、犯行の準備をしていた。また、学校の門に設置されていた防犯カメラの一部のコードが刃物で切断されており、その付近には枝切りハサミが残されていました」(同前)

 捜査一課は5月1日午前9時頃、長谷川が住んでいた京都市西京区にある自宅マンションの家宅捜索を行い、パソコンなどを押収した。