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source : 週刊文春 2015年12月10日号

genre : エンタメ, 芸能, 社会

 放送後にはメンバーそれぞれのコメントも発表された。グループのリーダー的存在である亀梨和也(29)は「グループの一員としては、なぜ今なのか。情けなく、悔しい気持ちです」と不快感を隠さなかった。

 さらにメンバー内で田口と一番仲が良かったとされる中丸雄一(32)は、出演する情報番組「シューイチ」(11月29日放送・日テレ系)でこう話した。

「仲間として2点ほど思う所がありまして。一点は脱退理由。もうひとつは、今後の活動のビジョンがあるのかないのかが不透明過ぎるなと。可能な範囲で、田口君にはその点を説明して頂けたら」

 だが田口は黙して語らず。11月30日深夜には、ラジオ番組「レコメン!」(文化放送)に出演するも、「今僕がKAT-TUNとしてできるのは、最後まで全力を尽くすこと」と言うのみだった。

 テレビ局関係者が話す。

「4人になってからも事務所は随分力を入れてきたんです。田口は一番人気が低い“末っ子キャラ”でしたが、2012年、堺雅人主演の人気ドラマ『リーガル・ハイ』(フジテレビ系)や、昨年の綾瀬はるか主演の『きょうは会社休みます。』(日テレ系)に出演するなど、大いにプッシュされていた。その影響でファンも増え、昨年のコンサートでは田口のグッズが売り切れるというこれまでにない事態も起こった。恩を仇で返すとはこのことです」

 脱退劇の事情を知るテレビ局スタッフが話す。

「田口の件、水面下では春先から話し合いが進められていたのです。正式に脱退が決まったのは11月の中旬頃。発表の直前でした。メディアにスッパ抜かれるのを嫌って、すぐに発表したようです。ただ今思えばサインはあった。スズキの『ソリオ』のCMが同じジャニーズのTOKIOに代わったり、田口が務めていたラジオのパーソナリティが長瀬智也(37)に代わったり。結局、あの“花見報道”が問題視されたようですよ」

脱退劇の鍵を握る小嶺麗奈の存在

“花見報道”とは今年4月、「女性自身」に掲載されたスクープのことだ。記事では、田口が女優の小嶺麗奈(35)と、彼女の母親と一緒に花見を楽しむ様子や、3人が同じマンションに出入りする姿が報じられた。

彼女の小嶺は女優休業中

 今回の脱退劇の鍵を握るのが、小嶺の存在だ。最初に交際報道が出たのが07年。田口とは約8年にわたって交際を続けている。

 前出の芸能プロ関係者が説明する。

「これまで田口は事務所に対し、交際の事実すら認めず、事務所側は不信感を募らせていました。決定打が春の“花見の報道”だった。それで手塩にかけて育ててきた事務所の副社長、藤島ジュリー景子さんも『もう好きにしなさい』と匙を投げたそうです。小嶺との交際報道が出るたび、田口は別れるように言われても頑なに拒みつづけてきた。メンバーの皆がピリピリしていても『仕方ないじゃん』と話すなど、空気の読めないところがあった。『せめて2人で人前に出るのを控えろ』と妥協点を探っていたのですが……」