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 ブレイク後、岩本は「NEWSポストセブン」のインタビューに自らの身の上話をこう披露している。

「鳥取県で生まれ、会社を営む母の実家で両親と弟の4人暮らしでした。母は教育ママで気位が高い人でしたが、父は12歳の時に家を出て行ってしまったので、思い出はあまりありません。(中略)誰かにかまってほしくてSNSで自撮り画像を投稿するようになったのが今の私の原点であり、当時の生きる糧でした」(19年3月19日付)

 しかし、グラドルとしての人気とは裏腹に、プライベートでは自らの感情を抑えられず、不穏な動きを見せていた。

「SNSにはいつも自身の日常やセクシーな写真がアップされていたのですが、今春に入り、突如《殺される》といった意味不明なつぶやきが始まったんです。その後も《レイプされて妊娠した》などとして、特定男性の実名を公開するなど、ネットでは彼女の精神状態を心配する声が多数上がっていました」(同前)

5月15日早朝に岩本本人のフェイスブックに投稿された一連の書き込み。コメント欄には警察への通報を勧めるなど、ファンからの心配の声が並んでいたが、投稿後すぐに削除されている
 
 

 現在、岩本容疑者のフェイスブック、ツイッターは既に閉鎖されているが、文春オンラインでは事件前の書き込みを入手。実際、ツイッターにはこんなコメントがアップされていた。

《皆さ、あお母さんさようなら どうか〇〇〇〇に極刑を……傘¥み様……かみさmあ》
《もうだめだ》
《助けて》
《警察は殺されないと来てくれない》
《助けてください 殺されます》

5月15日早朝に配信された岩本本人のツイッター

 伏せ字にした「○○○○」は、今回の被害男性の実名だ。

 同時期のフェイスブックでも同様に、不穏な書き込みが並んでいた。

《○○○○という男に殺される 助けてください。。誰か》
《生まれてきてごめんなさい。お母さん ○○○○なんかに殺されてごめんなさい》
《相手 〇〇〇〇 理由 レイプによる妊娠》

 なかには《2019年5月13日 16週4日》という直筆のメモとともに、胎児が写ったエコー写真もアップされていた。これが本人のものなのかは不明だ。

同じく5月15日に投稿された、メモ書きとエコー写真
同じく5月15日のフェイスブックには被害者の実名とともに「レイプによる妊娠」の書き込みが

「このSNSの書き込みが影響して、5月19日に予定されていた、写真集の出版記念イベントが中止になりました。写真集のタイトルは『いけない旅情』(小学館)。主催者である週刊ポストは岩本の体調不良を理由にしています」(イベント関係者)

2018年8月に発売されていた週刊ポストデジタル写真集「いけない旅情」。紙版が事件翌日に販売される予定だった

 岩本容疑者は、5月17日付けの自身のブログで《みなさま、私は必ず復活をし、週刊ポストさまの信頼を回復させ、ファンの皆さまの元へすぐ戻ってまいります》とコメントしたが、結局、これが最後のブログ更新となった。壮絶な事件が起きたのは、この翌日だった。