昭和34年(1959年)創刊の総合週刊誌「週刊文春」の紹介サイトです。最新号やバックナンバーから、いくつか記事を掲載していきます。各号の目次や定期購読のご案内も掲載しています。

「毎週、お腹が痛かった」NEWS23小川彩佳アナが田原総一朗に語った新人時代

社説のような背伸びしたことを言って……

 元テレビ朝日の小川彩佳アナウンサー(34)が、6月3日から報道番組『NEWS23』(TBS系)のメインキャスターに就任した。

「テレビをつけて『NEWS23』を覗きに来てくださっている皆さんと、私自身も一緒に考え、感じ、気づき、そして触れる。ネットを見ながらでもいいし、晩酌しながらでもいいし、半分お布団に入ってでもいいし、一緒につながっていられる1時間をつくれたらと思います」

©文藝春秋

 初回の番組冒頭でこう語った小川アナ。

「文藝春秋」7月号には、その小川アナとフリージャーナリスト・田原総一朗氏による“師弟対談”が掲載されている。

「最初はとても苦しかったです」

 小川アナがテレビ朝日入社後に初めて担当した番組が、田原氏が司会を務める『サンデープロジェクト』だった。そこで彼女は洗礼を受けたという。

小川 最初はとても苦しかったです。オンエアで田原さんから「小川さん、どう思う?」と感想を求められるんですね。それがコーナー終了までの15秒間だったりするのですが(笑)。もともと「立て板に水」で言葉が出てくるような人間ではなくて、不器用なりに一生懸命話そうとするんですけど、新聞の社説のような背伸びしたことを言ってしまい、「そんなこと聞いてるんじゃないんだよ!」と、最後まで話を聞いていただけないことが続きました。

小川彩佳アナウンサー ©文藝春秋

田原 レギュラー出演していただいていた(島田)紳助さんにも、何度も言われましたね。「田原さん、僕へのあのフリはやめてくれ」と。紳助さんに感想を求めた瞬間、テレビを見ている家族がみんな心臓麻痺を起こしそうになるんだって。

小川 私もそうです。だから毎週お腹が痛かったです。辛かったですが、田原さんの素敵なところは、過去は問わずにどんどん評価を上書き保存してくださることですね。