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まだまだいた、炎上商法に長けた維新のトンデモ人材

 こうした炎上商法に長けた維新の“人材”は他にもいる。

「上西小百合・前衆院議員は2015年、国会をズル休みしたことで維新を除名されると、橋下徹氏や有名人に次々と噛み付いた。結局、タレントに転身しました」(維新担当記者)

上西小百合 ©文藝春秋

 また国会議員に対し「アホ」「犯罪者」などと述べ、懲罰動議を6回も提出されたのは足立康史衆院議員。経済産業省キャリア官僚として丸山氏の先輩にあたる。

「足立氏は『僕は計算して言っている』と丸山氏と一緒に語られるのを嫌がっていますが、炎上商法の確信犯です。こんな暴言連発がまかり通る政党は維新だけ。大元をたどればツイッターでマスコミや学者を攻撃し続けた橋下氏の手法にあるのでしょう」(同前)

丸山氏を選んだ責任を認めた橋下氏 ©文藝春秋

 丸山氏の事務所は、電話が不通で、質問状をFAXしても音沙汰がない状態だ。長谷川氏は本誌の取材にこう語った。

「何度も動画を検証しましたが、実際にとんでもない差別発言をしていて完全撤回します。堺市長選は絶対に勝たないといけないので、これ以上、敵にエサを与えないように、押し黙って身を引くしかありません。家族の反対を押し切って出馬を決めたこともあり、政治への挑戦はジ・エンドです」

長谷川元アナは「ジ・エンド」 ©共同通信社

炎上商法以前に、社会人としてどうなのか

 維新の馬場伸幸幹事長はこう釈明する。

「長谷川氏の問題は検証委員会をつくって検証します。丸山氏や上西氏に関しては炎上商法以前に、社会人としてどうなのかという問題。それを見抜けなかった責任は感じるし、今後、公認候補者の選定の仕方をきちっとしていきます」

 人材を“一新”する他、対策はなさそうだ。

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