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立憲民主党の枝野幸男代表しかいないでしょう

 小沢氏は次のように指摘する。

「この状況で解散・総選挙が行われた場合、野党は間違いなく壊滅します。そのような事態を防ぐにはどうすればいいのか。答えは簡単です。野党が1つになるしかありません。では、野党が1つにまとまった場合に旗を振るのは誰になるか。立憲民主党の枝野幸男代表しかいないでしょう。政権交代を成し遂げた時、内閣総理大臣に指名されるのは野党第一党の党首である枝野さんです。野党を結集させ、膠着した政治状況を変えられるか――全ては枝野さんの決断にかかっています」

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「野党が1つになる」とはどういうことか。

 現在、各野党は7月に予定される参院選の「一人区」(改選数1人)で候補者一本化を決めているが、小沢氏は「それでは不十分だ」と述べる。

「『野党は候補者調整をするだけで十分だ』という声がありますが、そんな中途半端なことをやるだけでは絶対に自民党には勝てません。3年前、2016年の参議院選挙の結果を思い出すべきです。あの時、野党は共産党も含め、一人区では候補者を全て一本化したにもかかわらず、自民党に3分の2を取られる結果に終わりました」

「勝つためにはこれしかない」

 ならば、どうするのか。小沢氏は「勝つためにはこれしかない」と前置きした上で、秘策を明かした。

「私は、野党は『オリーブの木』構想を実現するべきだと思っています」

「オリーブの木」とは、かつてイタリアに存在した政治連合だ。小沢氏は枝野氏を中心とした「日本版オリーブの木」を作り、政権交代を成し遂げようというのである。

文藝春秋7月号

 いったいこの広大な構想を、いかにして実現するのか――。

 小沢氏のプランの全貌は「文藝春秋」7月号に掲載されている。