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「飯塚氏は交差点に向かって深く二礼した」池袋・高齢ドライバー暴走《実況見分写真14枚》

source : 週刊文春

genre : ニュース, 社会

「飯塚氏は車を降りてすぐ頭を下げ、数歩歩いてまた深々と頭を下げていました。杖をつきながらゆっくりと歩く姿を見て、相当衰弱しているなと思いましたね。余裕がないのか、献花の方には見向きもしませんでした」(実況見分に居合わせた男性)

捜査開始前の午前9時45分ごろ、現場で手を合わせる捜査員 ©文藝春秋

 4月、東京・池袋で乗用車が暴走した事故では、松永真菜さん(31)と長女の莉子ちゃん(3)の命が奪われ、10人が重軽傷を負った。6月13日、警視庁は乗用車を運転していた、旧通産省工業技術院の飯塚幸三元院長(88)を現場に立ち会わせ、実況見分を行った。

事故当時と同じ車種に乗り込み、捜査員と事故の経緯をたどる飯塚氏 ©吉田暁史/文藝春秋
©吉田暁史/文藝春秋
©吉田暁史/文藝春秋
©吉田暁史/文藝春秋
©吉田暁史/文藝春秋

 実況見分では、事故を起こした車種と同じ乗用車に飯塚氏と捜査員が乗り込み、暴走した経緯を確認。約150メートルにわたってゆっくりと走行した後、通行人を次々とはねた交差点で降車した。

©文藝春秋

「警察官が指差しでなにやら確認をしていましたが、飯塚氏は覚えていないのかたびたび首を振ったりかしげたりしていました」(同前)

杖をつきながらゆっくりと車を降りた後、事故現場付近で2度頭を下げた ©吉田暁史/文藝春秋
©吉田暁史/文藝春秋
もう一度、頭を下げる飯塚氏 ©吉田暁史/文藝春秋

 約1時間半にわたる実況見分を終えた飯塚氏は警察車両に乗り込み、現場を後にした。

「飯塚元院長は『ブレーキが利かなかった』と供述していますが、現場にブレーキ痕はありませんでした。車の不具合も見当たらず、元院長の記憶を頼りに実況見分するしかない状況です」(捜査関係者)

事故の起きた交差点付近で車を降り、歩きながら現場を見てまわった ©文藝春秋
88歳の高齢ドライバーだった飯塚氏 ©文藝春秋

 都公安委員会は5月31日に、飯塚氏に対して運転免許の取り消し処分を決定している。

事情聴取では「アクセルが戻らなかった」などと話している ©文藝春秋
 左右2本の杖をついていた飯塚氏 ©文藝春秋

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