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「いだてん」は視聴率だけじゃ語れない! 中村勘九郎と綾瀬はるかにその魅力を聞いてみた

「いだてん」ファンの熱量は増加中

 現在放送中のNHK大河ドラマ「いだてん~東京オリムピック噺~」(以下、いだてん)は、“日本で初めてオリンピックに参加した男”金栗四三と、“日本にオリンピックを呼んだ男”田畑政治の二人が主人公。日本が初めて参加し、大惨敗を喫した1912年「ストックホルム」、幻となった1940年「東京」を経て、1964年に東京オリンピックが実現するまでの、明治・大正・昭和にまたがる激動の半世紀を描いている。

 脚本は朝ドラ「あまちゃん」の宮藤官九郎だけに期待が高まったが、蓋を開けてみると予想外の大苦戦。初回の視聴率は15.5%を記録したが、第6回以降は1桁台が続き、大河史上ワースト記録を更新している。

 

 ところが――。視聴率とは反比例して、「いだてん」ファンの熱量は急上昇中だ。6月9日放送の第22回「ヴィーナスの誕生」は、放送直後からツイッターなどで「神回」と絶賛する声が溢れた。

 乙武洋匡氏は、

〈個人的には、『龍馬伝」と並ぶ“俺史上”最高傑作だけどな。2回に1回は泣かされてる。〉

©文藝春秋

 岩手県知事の達増拓也氏は、

〈ツイッターには絶賛、激賞があふれ、この第22回が今までで最高の神回だというツイートも多い一方で、大河ドラマ視聴率の最低更新というニュース。新しい視点や新しい趣向で、人や社会の真実を浮き彫りにする #いだてん 。まさに、変革は常に少数者から始まる、ということかもしれません。〉

 とツイートした。

「なんだか気になるけれど、今さら話についていける気がしない……」

 こう思っている人も多いのではないか。

 そんな方々のために、「文藝春秋」7月号では大河ドラマ「いだてん」を大解剖。前編の主人公・金栗を演じる中村勘九郎(37)、その妻・スヤを演じる綾瀬はるか(34)が、金栗四三の魅力やドラマのあらすじ・見どころなどを語り尽くした。