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《金融庁も重大関心》資産50億円トレーダー・KAZMAX氏の手口を元側近が告発 サロン生を食い物に

「サロン砲五分後に打ちます」で“意識高い系”美容師・木村直人、芸人・かまいたち山内も利益を得ていた

source : 週刊文春デジタル

genre : ニュース, 社会, 経済, マネー

関係者に事実関係を確認すると……

 木村直人氏、かまいたち・山内、AKB48の峯岸に事実関係を確認したところ、それぞれから回答があった。

 峯岸みなみの所属事務所は、KAZMAX氏との関係について「食事会の席に知人が連れてきた方。その時にお会いした方で直接の知り合いではなく、何をされている方かも存じ上げておりませんでした。それ以降もお会いしたことはございません」と回答。

 山内の所属事務所は「プライベートなことですので回答は差し控えます」とした。

 木村氏は、KAZMAX氏のオンラインサロン運営に携わっていたことについて、「アドバイザーとして参画」していたが、「先日、弊社に吉澤氏(※KAZMAX氏の本名)の身辺に関する指摘をされたことから、契約関係を解消しております」とメールで説明。

 サロン砲での利益享受については「『サロン砲』と呼ばれているもので利益を得ていたという事実はございません」と否定。また、「LINEグループに共有されていた内容は、オンラインサロンに発信された後のもの」であり、「前後の文章を見ると問題性が無いことは明白、事実無根であると考えている」とした。

 だが、木村氏の回答は、KAZMAX氏による「サロン砲五分後に打ちます」というグループLINEへの投稿履歴(3ページ目写真)と矛盾する。

LINEメンバーも「かずまほうえぐw」と、KAZMAX氏の影響力を理解していた。メンバーは「バズーカ砲いきまーす」などのスタンプを使用
木村氏も自分の写真を使ったスタンプを送っている

「本件に関する行為が違法行為であるという認識もございません」

 KAZMAX氏にも事実確認を求めたが、サロン砲で利益を得ていたことについては、「事実ではございません。サロン生の売買により値動きが生じる場合もございましたが、それを利用して対抗決済するなど、利益相反となる行為はしておりません」と回答。

 LINEグループのメンバーは「『バリュー』というサービスを前提とし、サロン発足の5カ月前から投資手法を議論する場として活用されていたものです。より細かい相場の分析を、私(KAZMAX氏)に質問を交えながら出来るというものでございました」とした。

 オンラインサロンへの配信とグループLINEへの告知のタイミングがずれていることについては、「サロン発足後(2018年8月以降)数回ございました」としながらも、「値動きに乗じて決済するなど、利益相反となる行為を推奨したものではございません。その他100以上のトレードについては極力同時間帯での告知となる様に取り組んでおります。また、本件に関する行為が違法行為であるという認識もございません」。

 現在このLINEグループの活動は終了しているという。

 木村、山内両氏については「グループには属していましたが、楽しく相場の分析を意見交換しているだけで、『サロン砲』なるものを利用したという認識はございません」と答えた。

 現在はパリに滞在しているというKAZMAX氏。前述の「週刊SPA!」では、《僕は自分もそうだし、信じてくれる仲間たちとも一緒に金融市場で勝ちまくっていきたい》と語っていたが、サロン生は“仲間”ではなかったのだろうか。

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