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脳科学者が分析 水卜麻美は“ハンバーグ”、加藤綾子は“千疋屋のフルーツ”、大下容子は……

結果発表「好きなアナ・嫌いなアナ」アンケート《識者コメント》編

source : 週刊文春デジタル

genre : エンタメ, 芸能, テレビ・ラジオ

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「好きなアナ・嫌いなアナ」アンケートも今回で13回目となりました。本アンケートは、2019年2月19日から4月12日までの約2カ月間、文春オンラインのメルマガ読者を対象に実施しました。回答者の年齢は、下は17歳から上は85歳まで。回答総数は3100超に上りました。男性が53%、女性が47%という構成でした。

 アンケートの結果をもとに、ランクインしたアナウンサーと親交のある識者5名に話を伺いました。テレビの中で自分の役割をそつなくこなしているアナウンサーたちですが、舞台裏ではどんな素顔を見せているのでしょうか。

モーリー・ロバートソンさん(タレント・ジャーナリスト)

モーリー・ロバートソンさん

 水卜麻美さん(32・日本テレビ)とは朝の情報番組「スッキリ」(日本テレビ系)で共演していますが、あの“みんなに愛されるミトちゃん”の素顔は“COOLな仕事人”です。スタジオに入る直前までは日テレの社員という雰囲気で地味なのに、マイクロフォンを装着してフロアに上がる1秒、2秒で花形らしい空気を纏っていくんです。

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 バラエティー番組でも共演しましたが、番組の求めに応じていじられることも辞さない構えです。テレビに出演する人は肩書自慢の“識者オヤジ”に、ミスコンや芸能界出身の“美女アナウンサー”が多いわけですが、彼らは総じて自意識が高く、いい格好をしたがります。テレビの中で「見られたい自分」を捨て、「求められている自分」だけになりきれる人はそうはいない。しかし水卜さんは簡単に自分を捨て去ります。慶応大学卒の才女である自分も、日本テレビアナウンサーに採用された美女である自分も捨て、「明るく食いしん坊なミトちゃん」になりきるのは高等テクニック。見事です。

 周囲の求めに対応する能力が高い彼女ですが、媚びているわけではない。立場をわきまえ、あらかじめ設定されたテレビのルールに沿いながらも毅然としている。その姿に多くの女性視聴者が共鳴しているのだと思いますね。