昭和34年(1959年)創刊の総合週刊誌「週刊文春」の紹介サイトです。最新号やバックナンバーから、いくつか記事を掲載していきます。各号の目次や定期購読のご案内も掲載しています。

連載THIS WEEK

旅番組500回の“快挙” 三田村邦彦65歳が激戦区の関西で認められた理由

歌手としてもシングル多数の三田村邦彦

 俳優の三田村邦彦(65)が“旅人”としてメインを張る関西ローカル番組「おとな旅あるき旅」(テレビ大阪)が7月6日に放送500回を迎えた。これを“快挙”と評するのは在阪スポーツ紙記者だ。

「関西でも旅番組や街ブラ番組は盛んだが、起用されるのは、たいてい吉本興業を中心にした若手芸人。関西とは縁のない新潟出身の三田村が、ロケ達者ひしめく笑いの本場で10年続けたのは立派」

 人気の秘密は、関西人も認める三田村の気取らないキャラクターだという。

「女性レポーターやゲストを交え、西日本を中心に散歩しながら名所と郷土料理を楽しむ。酒好きの三田村の、日本酒を呑みながらのしみじみトークが番組の目玉となった。番組本も2冊出版されている」(同前)

 すっかり“散歩俳優”が板についた三田村だが、もともとは劇団所属時の1979年、映画「限りなく透明に近いブルー」で主演デビューしたイケメン俳優。同年「必殺仕事人」(テレビ朝日)に起用され、一躍脚光を浴びた。

「黒装束に身を包んだ『飾り職人の秀』役を好演、華麗な殺し技で人気を博した。他の仕事の都合で、殺されて降板する予定だったが、番組の要請で結局ドラマ6本、映画5本に出演。『必殺シリーズ』の顔の1人となった」(放送記者)