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「漫画村」運営者の母親は、3年で6億円稼いだ“カリスマ投資家”だった

「お騒がせして大変申し訳ありません。息子とはいえ成人なので、本人に任せたいと思います。私は知らないことばかりです……」

 人気漫画などの海賊版サイト「漫画村」の元運営者で、フィリピンで拘束された星野路実容疑者(27)の母親は「週刊文春」の取材に対し、言葉少なにこう答えた。

拘束時の星野容疑者

 IT担当記者が解説する。

「漫画村は人気漫画や写真集などを無断でネット上に掲載し、タダで読めるようにしていたサイトです。昨年4月に閉鎖されましたが、直前の月間アクセス数は約1億6000万回とされ、業界団体は被害額を約3200億円と試算。国内最大の著作権侵害事件です」

 サーバー解析などから運営者は星野と特定されていたが、なかなか逮捕には至らなかった。だが7月7日、フィリピン入国管理局が、香港に出国しようとした星野をマニラの空港で拘束。

「星野は昨年春に著作権法違反容疑で福岡県警の事情聴取を受けた後、マニラや台湾、香港、バンコクなどを頻繁に行き来しながら逃亡を続けていた。拘束後、容疑については何も話していません」(同前)

各出版社のドル箱漫画が被害に

20代の若者が運営に関与

 10日にはサイトの運営に関わったとして、都内に住むアルバイトの藤崎孝太(26)と派遣社員の伊藤志穂(24)の2人を著作権法違反容疑で逮捕。他にも10人以上の若者グループが関与しているとみられる。

「藤崎は星野とネットを介して知り合い、伊藤は交際していた藤崎に頼まれて手伝っただけのようです。20代中心の若者が、ネット上に出回る多数の海賊版画像を手分けして集め、漫画村にアップロードしていた。サイトにはアダルト系企業などが出稿した広告が掲載され、運営者の星野は閲覧数に応じて数億円もの広告収入を得ていた。その収益をメンバーに分配していたとみられる。また星野はアダルトサイトなども運営し、そこからの収入もあったようです」(全国紙記者)

 星野はイスラエル国籍の父と日本人の母の間に生まれたハーフ。母親は国内の外資系銀行に勤めていた時に夫と出会った。そして夫の実家を訪ねた際に、不動産投資に目覚めたという。