今季のプロ野球、カープファンの間で波紋を呼んだのが、広島から移籍した巨人・丸佳浩選手(30)がホームランを打った際に見せる、“丸ポーズ”のパフォーマンスです。ネットでは「古巣への敬意を欠く」、「新天地でのパフォーマンスだから問題ない」など、さまざまな声が上がっています。
丸選手は現在、打率3割7厘、本塁打17本、打点54の大活躍(7月29日時点)。その丸選手が牽引する巨人はセ・リーグ首位を走っています。広島は首位巨人に5ゲーム差の3位。そして、7月30日からは巨人ー広島の直接対決3連戦が東京ドームで行われます。
はたして”丸ポーズ”は見られるのでしょうか――。
「週刊文春デジタル」では4月23日から2週間、“丸ポーズ”の賛否についてアンケートを募集。800名近くから回答が寄せられました。
集計結果は以下の通りです。45.3%と半数近くが「賛成」を選び、「反対」は26.3%にとどまりました。
発端は、4月17日の広島戦でした。“丸ポーズ”を見せた丸選手に対し、カープファンである人気ロックバンド「ポルノグラフィティ」の新藤晴一氏がツイッターでこう疑問を呈したのです。
《いいのよ、丸さん。現チームで全力を尽くして、HR打つのも。全然。ただ、ダイアモンド一周した後のベンチでの『○!首カクカク』とちょっとおちゃらけたパフォは、古巣に対してどうなんだろうか?嫌いになりたくないのよ。嫉妬なんでしょうか。》(新藤氏のツイッターより。2019年4月17日)
丸選手といえば、広島時代はチームメイトとともに見せる「敬礼ポーズ」が印象的でしたが、巨人移籍とともにそれを封印。代わりに移籍後からは“丸ポーズ”が恒例になりました。波紋を呼んだ背景には、球団史上初のセ・リーグ3連覇を遂げたカープの主砲が、ジャイアンツへ推定総額25億円、5年の大型契約で移籍すること自体に、一部のファンから批判的な声が上がっていたということもあります。
“丸ポーズ”について、読者のみなさんはどんな印象を受けたのでしょうか。