昭和34年(1959年)創刊の総合週刊誌「週刊文春」の紹介サイトです。最新号やバックナンバーから、いくつか記事を掲載していきます。各号の目次や定期購読のご案内も掲載しています。

牛乳を飲むごとに「がん」のリスクが13%上昇する!? 国際がん学会誌が指摘

みんな大好き乳製品。でも摂りすぎには要注意!

 健康のため、毎朝、牛乳やヨーグルトなど乳製品を摂取している人は少なくない。しかし、乳製品には、予想外の健康上のリスクがあるという。

「牛乳などの乳製品を摂りすぎると、がんのリスクを上げる可能性があります」

 こう語るのはUCLA医学部助教授の津川友介氏だ。

©iStock.com 

「乳製品の積極的な摂取を勧めるエビデンスはない」

 津川氏は内科の臨床医として経験を積んだ後、ハーバード大学で統計学を学んだビッグデータの専門家だ。昨年発売され、わずか10日間で10万部のベストセラーとなった『世界一シンプルで科学的に証明された究極の食事』の著者でもある。

津川友介氏

 津川氏はこう指摘する。

「牛乳などの乳製品については、アメリカで賛否両論が起こっています。日本の農林水産省に相当するアメリカ農務省は、乳製品は健康に良いと主張し、食事ごとに摂取することを推奨しています。これに対して、ハーバード大学の研究者たちは、『乳製品の積極的な摂取を勧めるエビデンスはない』と否定しているのです」