韓国・文在寅の“暴走”が止まらない。2015年に確認された慰安婦問題に関する合意「最終的かつ不可逆的な解決」も踏みにじられ、悪化の一途を辿る日韓関係。慰安婦像に関する“ある秘密”に追った週刊文春2017年12月7日号の記事を、ここに全文公開する。
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「サンフランシスコ市には『慰安婦像の受け入れをやめてください』と、ずーっと言ってきたが、全く聞き入れてもらえなかった。信頼関係を完全に破壊されたまま、姉妹都市を続けるわけにはいかない。12月中に提携を解消します」
「週刊文春」の取材に、怒りを露わにするのは大阪市の吉村洋文市長だ。
11月14日、大阪市の姉妹都市であるサンフランシスコ市の市議会が、中国系民間団体からの慰安婦像寄贈を受け入れる議案を全会一致で可決したことは、驚きをもって迎えられた。
「問題は、『性奴隷にされた数十万人の女性』などと記された碑文の内容が日本政府の公式見解とは異なることでした。サンフランシスコのエドウィン・リー市長は、大阪との姉妹都市提携を無視してまで、設置を強行しました」(外信部記者)