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山口が主張した「メンバーと犯人がつながっている証拠」

「私が初めて山口さんと山口さんの親族と会った時に、いちばん疑問に思った事、腑に落ちなかった事がありました。それは、不起訴になった理由です。彼女の言っている事が全て本当なのであれば、なんでこの件が不起訴になったのだろう。それはどうしても私は納得がいかなくて。で、不起訴の理由を聞いたのですね。(中略)

『犯人が初犯であった。そして、非常に反省している。3つ目が、第三者のメンバーの意思があったため。この3つが揃って初めて不起訴になったのです。そのうちのどれか一つが欠けていたら起訴できていたのですけど、この3つが揃ったから不起訴になりました』というふうに彼女は主張していました」

NGT時代の山口真帆 
山口真帆、事件後のツイート

 吉成氏は山口とともに警察に出向き、生活安全課の刑事と話したものの、不起訴理由を聞くことはできなかった。犯人グループを民事で訴えることも山口に当初から提案していたが、山口は最後まで首を縦に振らなかったと話した。

「彼女はずっと『メンバーと犯人たちが繋がっている、ファンと繋がっている証拠を持っている』っていうふうに言い続けていました。私が、なので、『証拠を出して欲しい』って彼女に言っていたのですけども、彼女は『隠蔽されるから証拠は出せない』と。『もうそれは、コピーでも取っておけばいいし、また隠蔽されたら隠蔽されたってTwitterで呟けばいいし、隠蔽しようがないから出してくれる?』ってお願いをしたのですけども、結局最後まで出して貰えませんでした。実はその、彼女は『どうしてもその関わっていた4人を解雇して欲しい。そうじゃないと私は戻れません』っていうのを言い続けていました。でも私は『証拠もないのに解雇なんか出来ないよ』と。まあそこで結局決裂してしまうのですけども……。あの、今までいちばん運営が悪かったのに、末端のメンバーを、この子が悪い、あの子が繋がっていたっぽいっていって、切って、『ハイ、これでNGTキレイになりました。”白メン”しかいません。再スタートです』。それはどうしても私には出来ませんでした」

AKSの謝罪会見 ©文藝春秋

 結局、今年5月、山口が卒業した後で、AKSは犯人グループに対して民事訴訟を起こしている。事件の全容解明だけでなく、騒動後、“黒メンバー”として疑われ続けているメンバーの濡れ衣を晴らすねらいもあるという。