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【緊急アンケート結果発表】野球Uー18「日の丸外し」7割超が反対、子育て世代は理解

source : 週刊文春デジタル

genre : ニュース, 国際, スポーツ, 政治

 8月30日から韓国・釜山広域市機張郡で開催されている野球のU-18ワールドカップ。プロ野球界も注目する大船渡の佐々木朗希投手や星稜の奥川恭伸投手らが参加し、9月1日には強敵・米国に勝利するなど盛り上がりを見せている。

 このU-18日本代表が、グラウンド外で話題となったのが、8月28日に韓国入りした際に、日韓情勢への配慮から「日の丸」の入っていない無地の白色ポロシャツを着用したことだった。これまでの日本代表は、右袖に「日の丸」の付いたポロシャツを着用していた。

野球のU-18W杯出場で、釜山の空港に到着した佐々木(左)と奥川=8月28日 ©共同通信社

 こうした事態を受けて、「週刊文春デジタル」では9月2日までの5日間、「野球のU-18W杯『日の丸外し』に賛成ですか? 反対ですか?」という緊急アンケートを実施した。

 今回のUー18日本代表の対応について、読者の皆様はどのようにお考えでしょうか。次の選択肢からひとつを選び、理由をお答え下さい。

​1.「日の丸」を外したことに賛成
2.「日の丸」を外したことに反対
3.どちらともいえない

 5日間で856人からの回答があった。回答者の内訳は男性が591人(69.0%)、女性が265人(31.0%)。16歳から91歳までの幅広い世代から回答を得た。

 その結果、日の丸を外したことに「反対」という意見が72.0%の大多数を占め、「賛成」の15.6%を大きく上回った。今回の代表チームの判断に対して、厳しい視線が注がれていることが分かった。

 男女別に見ると、女性では19.2%が「日の丸外し」に賛成と答えたが、男性では14.0%にとどまり、男性の方が「日の丸外し」に反対する傾向にあった。

©文藝春秋

子育て世代は「日の丸外し」に一定の理解

 また、子育ても担っている現役世代では「代表として行っているのは、大人ではなく子供。身の安全を守るという意味でも正しい判断」(女・38)との声に代表されるように、今回の措置に一定の理解を示した回答も少なくなかった。

 実際に年齢別にみると、“リタイア世代”(60代以上)では「日の丸外し」に賛成は8.9%、反対は82.5%だったのに対し、“現役世代”(50代まで)では賛成が20.6%、反対が64.2%と大きく差が出た。

©文藝春秋

 この問題を巡っては、日本高等学校野球連盟(高野連)の竹中雅彦事務局長は、日韓関係の冷え込みを受けて無地のポロシャツを準備したことを認めたうえで、「スポーツと政治は別物だが、配慮できるところはしたほうがいい」と説明している。一方で、「隠さずに、堂々と行って欲しい」「過剰な忖度ではないか」などの声も日本国内から挙がり、代表チームも8月29日からは日の丸のついた服装で移動するようになっている。

 以下に、代表的な意見を紹介する。