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「なつぞら」で存在感 “NHK御用達女優”貫地谷しほりが評価される理由

 100作目のNHK連続テレビ小説「なつぞら」も大詰め。「過去99作へのリスペクト」を掲げ、過去作ヒロインの出演も「雲のじゅうたん」(1976年)の浅茅陽子(68)で14人目。「おしん」の小林綾子(47)ら懐かしい顔が揃う中、ひときわ存在感を示したのが2007年「ちりとてちん」のヒロイン、貫地谷しほり(33)だ。

特技は「着物を5分で着ること」

「主人公なつ(広瀬すず・21)がアニメーターとして成長していく過程をサポートする上司役。出演機会も多く、自然体の演技が視聴者に安心感を与えるのに一役買っている。長澤まさみ(32)、石原さとみ(32)、綾瀬はるか(34)ら大物ひしめく30代前半の女優たちの中で、派手さはないが、その演技は業界内での評価も高い」(放送記者)

 貫地谷は東京の下町、荒川区の出身。スカウトされ芸能界入りしたのち、演劇学校に通い研鑽を積む。04年、18歳のときに映画『スウィングガールズ』でジャズに熱中する女子高生を演じ、注目を浴びた。

「07年のNHK大河ドラマ『風林火山』で百姓の娘を好演、『ちりとてちん』に繋げた。朝ドラでも、共演した故・渡瀬恒彦が『女優になるために生まれてきたような子』と絶賛するほどの演技を見せ、以降、大河に3本出演。『プロフェッショナル 仕事の流儀』のナレーションも務めるなど、NHK御用達女優とも言われている」(同前)