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the style「大人のジーンズ流儀」

アメリカとヨーロッパ、2大スタイルから選ぶ

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大人の男にとって、ジーンズとは永遠の大定番。しかしだからこそ、選びも着こなしも時流に合わせてさりげなくアップデートすることが大切だ。ここではふたつのスタイル別に、そのポイントを解説する。

 19世紀のアメリカでワークウエアとして生まれ、世界中に広まったジーンズ。しかしここ10年ほどで、大人の男たちの間では、イタリアを代表とするヨーロッパ製ジーンズが主流に。そのソフトな生地やスラックスのように洗練されたシルエットは、はき心地の快適さはもちろん、テーラードジャケットと革靴を主役とした都会的な装いにぴったりだったのだ。しかし王道のアメリカ系ジーンズも、ここにきて復活を遂げている。穿くほどに味わいを増すヴィンテージジーンズが、大人たちの間でも嗜好品として定着。特に評価の高い日本産デニム生地を使ったジーンズは、世界的に大ブームを巻き起こしているのだ。ここで紹介する2大流儀の中から、あなたのライフスタイルを豊かにしてくれる1本を見つけてほしい。

ヨーロッパ系細身ジーンズ

 テーラードジャケットの文化が根付いたヨーロッパでは、ジーンズもスラックス感覚ではきこなすのが主流。ジャケットや革靴に合い、脚を美しく見せるテーパードシルエットが最大の特徴だ。細身だがストレッチの効いたソフトな生地を使っている点も、大人には嬉しい。今季はブラックを取り入れたフレンチトラッドをイメージさせる装いで、洒落たビストロにでも行ってみては?

JACOB COHËN
ヤコブ コーエン

 イタリアを代表する高級ジーンズブランドから、今季はカシミア混の生地やクロコダイルレザーのパッチを使った、ラグジュアリーな1本が登場。ブラックを基調とした装いで、その洗練されたムードを際立たせたい。

(1)ジーンズを品よくまとめるモノトーンの千鳥格子ジャケット
(2)ブラックのローファーにカラフルな靴下を合わせればフランスっぽい粋な足元に
(1)ジーンズを品よくまとめるモノトーンの千鳥格子ジャケット
(2)ブラックのローファーにカラフルな靴下を合わせればフランスっぽい粋な足元に

ジーンズ¥125,000/ヤコブ コーエン(ヤコブ コーエン 東京ミッドタウン店 TEL 03-3405-0852) ジャケット¥137,000/サルトリオ、ニット¥22,000/グランサッソ、スカーフ¥6,800/パオロ アルビザッティ(以上ビームス 六本木ヒルズ TEL 03-5775-1623) チーフ¥10,000/ドレイクス(ドレイクス 銀座店 TEL 03-6263-9955) バッグ¥68,000/シセイ、ソックス¥2,000/ストラスブルゴ(以上ストラスブルゴ フリーダイヤル 0120-383-563) ベルト¥14,000/ダミーコ(バインド ピーアール TEL 03-6416-0441) シューズ¥100,000/ジェイエムウエストン(ジェイエムウエストン 青山店 TEL 03-6805-1691)

アメリカ系ヴィンテージジーンズ

 ワークウエアとして生まれたジーンズのルーツを彷彿とさせる、素朴でワイルドな表情が魅力のジーンズ。近年は本場のアメリカ製よりもクラシックなものづくりができる、日本製のデニム生地を使ったジーンズがプレミアム化している。その着こなしはやはり往年のアメリカンカジュアルが好相性だが、ワイルドになりすぎないようどこか大人っぽさを感じさせるあしらいを。

LEVI’S®️ VINTAGE CLOTHING
リーバイス® ビンテージ クロージング

 やや細身のシルエットで知られる、1947年製の『501』を復刻したこちらは、シックな装いとの相性が抜群。上質なスエードブルゾンや革靴と合わせれば、大人のカントリースタイルの完成だ。アメリカの工場で織られたデニムも、穿くほどに美しいエイジングが楽しめる、実に魅力的な生地だ。

(1)カジュアルな装いに上質感を添える極上のスエード
(2)裾を少し折り返して、セルビッジ(耳)を覗かせるのが粋!
(1)カジュアルな装いに上質感を添える極上のスエード
(2)裾を少し折り返して、セルビッジ(耳)を覗かせるのが粋!

ジーンズ¥28,000/リーバイス® ビンテージ クロージング(リーバイ・ストラウス ジャパン フリーダイヤル 0120-099-501) ブルゾン¥110,000/チンクワンタ(チンクワンタ TEL 050-5218-3859) ニット¥68,000/フェデッリ(トレメッツォ TEL 03-5464-1158) シャツ¥27,000/エリッコ フォルミコラ(トゥモローランド フリーダイヤル 0120-983-522) 帽子¥15,000、グローブ¥19,000/ともにポール・スチュアート(ポール・スチュアート 青山店 TEL 03-3406-8121) シューズ¥126,000/オールデン(ラコタ TEL 03-3545-3322)

ヨーロッパ系細身ジーンズ

 裾に向けて細くなっていくテーパードシルエット、コンパクトなヒップ、ソフトなストレッチ生地がジャケットに合うヨーロッパ系ジーンズの特徴。洒落たディテールも、所有欲を掻き立ててくれる。

REPLAY×RATTLE TRAP 
リプレイ×ラトルトラップ

 イタリアが誇る老舗ジーンズブランド「リプレイ」と、日本のブランド「ラトルトラップ」との、世界初のコラボレートジーンズ。脚を細長く見せる研ぎ澄まされたテーパードシルエット。環境負荷を極力抑えたレーザー加工によって施される、美しいヴィンテージテイストの色落ち。細身であることを忘れさせる、ストレッチの効いた快適な穿き心地……。すべてにこだわり抜いた、必携の1本だ。

¥32,000/リプレイ×ラトルトラップ(ラトルトラップ TEL 03-5428-0376)

SIVIGLIA
シヴィリア

 鮮やかなブルーの色落ちに惹かれるスリムフィットジーンズは、ネイビージャケットとの相性が抜群。ドーナツ状のボタンやスエード製のパッチなど、嗜好性の高いディテールも自慢だ。

¥29,000/シヴィリア(ストラスブルゴ フリーダイヤル 0120-383-563)

PT05
ピーティーゼロチンクエ

 イタリア屈指の人気ブランドによる、「SOUL」というモデル名の細身ジーンズ。縫製にはブラックの糸を、革パッチにはブラックのレザーを用いることで、都会的なムードを演出。

¥33,000/ピーティーゼロチンクエ(ピーティー ジャパン TEL 03-5485-0058)

アメリカ系ヴィンテージジーンズ

 風合い豊かな未加工のデニム生地と、ワークウエアらしいおおらかなシルエット。ぱっと見は無骨に見えても、数年間穿き込んでからその真価が発揮されるのがヴィンテージデニムの醍醐味である。

Polo RALPH LAUREN 
ポロ ラルフ ローレン

 アメリカントラッドを象徴するブランドの定番『サリバンスリム』は、ヴィンテージならではの素朴なデニムの風合いと、都会的なフィット感を併せ持つ1本。ヒップから太ももにかけてのすっきりとしたシルエットが特徴で、男らしいカジュアルはもちろん、シックなジャケットスタイルにもなじむ、汎用性の高いジーンズである。

ジーンズ¥30,000、ベルト¥14,000、ポケットに入れたチーフ¥14,000/すべてポロ ラルフ ローレン(ラルフ ローレン フリーダイヤル 0120-3274-20)

RESOLUTE
リゾルト

 昔ながらの製法にこだわり抜いた生地や縫製と、日本人に合うフィット感を融合させた、「リゾルト」のジーンズ『711』。ウエストのみならず、レングスを豊富に揃えている点も嬉しい限りだ。

¥25,000/リゾルト(エスビープランニング TEL 03-5774-8071)

BONCOURA
ボンクラ

 往年のヴィンテージデニムを原綿から研究し、完璧に再現した「ボンクラ」のジーンズは、世界のファンを虜にする完成度。はき始めはハードな糊付きデニムに、洗い込むほどに愛着が増す。

¥30,000/ボンクラ(メイデンズショップ TEL 03-5410-6686)


Photograph: Fumito Shibasaki(DONNA)
Styling: Masatoshi Kawamata
Design: Shiraishi Design Office Text: Eisuke Yamashita  Cooperation: Props Now

出典元

文在寅<大統領>と玉ネギ法相 虚飾の履歴書

2019年10月3日号

2019年9月26日 発売

定価440円(税込)