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「お母さんも彼女も知ってますよ」と言われ……N国・立花孝志代表に脅された人々の告白

「さきほど、月島警察のほうに出頭して、犯罪の被疑者としての取調べを受けてまいりました」

 9月9日、17時から急遽開いた記者会見でこう明かしたのは、NHKから国民を守る党(N国)党首の立花孝志参院議員(52)だ。

7月、当選直後の立花氏

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参院選のために「1人130万円を貸せ」

 政治部記者が解説する。

「立花氏はこの日の朝に警察から『脅迫の件で話が聞きたい』と任意での事情聴取を求められた。N国を除名になった中央区議の二瓶文徳氏に対して立花氏が批判した動画について聞かれたようです。有罪になれば議員辞職するという一方で、脅迫容疑については反論しています」

 発端は、N国が26名の当選者を出した今年の地方統一選後、立花氏が所属議員に対して、参院選のために「1人130万円を貸せ」と突如要請したことに遡る。

 立花氏は被害届を出した二瓶氏について「N国の公認で立候補して当選したのに、党にお金も貸さず活動にも参加しない。弁明を求めているが、連絡も一切とれない」と主張しているが、二瓶氏はこう反論する。

「党の総会で金を出せないという意見が出ると、立花はユーチューブ上で、130万円を貸さない者は除名だと脅し、拒否した議員を名指しで攻撃し始めました。私と、同じくN国から江東区議に当選した父は、この借金の話や代表の方針に疑問を感じた。そこで父が立花に距離を置きたいと連絡すると、私が標的にされ、7月3日の深夜に突然、問題の動画がアップされたのです」