昭和34年(1959年)創刊の総合週刊誌「週刊文春」の紹介サイトです。最新号やバックナンバーから、いくつか記事を掲載していきます。各号の目次や定期購読のご案内も掲載しています。

連載シネマチャート

渡辺謙&大沢たかおがブロードウェイで熱演 「The King and I 王様と私」を採点!

シネマチャート

〈あらすじ〉

1860年代初頭のシャム(現在のタイ)。夫に先立たれたイギリス人のアンナ(ケリー・オハラ)は、シャム王(渡辺謙)の夫人たちと子どもたちに西欧式の教育をするために、幼い息子を連れて王宮に到着する。アンナは子どもたちとすぐに仲良くなるが、強情で権威主義的な王とは事あるごとに対立する。ある日、イギリス公使が突然訪問することになり、アンナが提案した西欧式の晩餐会が成功すると、王から感謝の印として指輪が贈られる。2人が立場や文化の違いを乗り越えて心を通わせたとき、王を苦悩させる事件が……。

〈解説〉

2015年にブロードウェイで上演されたミュージカルを、2018年にロンドンで上演した際の生中継映像を収録。バートレット・シャー演出。173分。

  • 中野翠(コラムニスト)

    ★★★☆☆舞台中継という枠の中でのカメラワーク。映画的には、やや窮屈さを感じた。渡辺謙は堂々。衣裳・セットも見どころに。

  • 芝山幹郎(翻訳家)

    ★★☆☆☆劇場中継の映像は、新鮮な果実とも凝った銘菓とも呼べない。缶詰や冷凍食品でよければどうぞ。渡辺謙は奮戦していた。

  • 斎藤綾子(作家)

    ★★★☆☆K・オハラはじめ女性陣の歌が素晴らしかった。渡辺謙の女好きを肯定するような王様ぶりも切なくハートを震わせる。

  • 森直人(映画評論家)

    ★★★☆☆劇場版WOWOWライブといった趣。映画風のカット割りで生舞台の代替として上等。渡辺謙&大沢たかおファンはぜひ。

  • 洞口依子(女優)

    ★★★☆☆古典ミュージカルの絢爛さ。ブリンナーの印象が強固な王役をアジア人として獲得した渡辺謙。日本人俳優の活躍嬉しい。

  • もう最高!ぜひ観て!!★★★★★
  • 一食ぬいても、ぜひ!★★★★☆
  • 料金の価値は、あり。★★★☆☆
  • 暇だったら……。★★☆☆☆
  • 損するゾ、きっと。★☆☆☆☆
 

INFORMATION

「The King and I 王様と私」(英)
9月27日(金)よりTOHOシネマズ日比谷他全国ロードショー
演出:バートレット・シャー
作曲:リチャード・ロジャース
出演:ケリー・オハラ、渡辺謙、ルーシー・アン・マイルズ、大沢たかお ほか
https://king-and-i-movie.jp/

ツイッターをフォローして最新記事をいち早く読もう

文春オンラインをフォロー