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単身赴任が多い函館の警察官

 A子さんは「見た目でいうと、髪型はショートボブで化粧も薄く、ボーイッシュな見た目です。だけど性格は“女子っぽい”」と評するのは、Aさんを知る別の道警関係者だ。

「A子について思い出すのは、イケメンとして有名だった道警の先輩と過去に付き合っていたと話していたこと。先輩のほうは関係を否定していました。ですが、A子は『元カレが……』と吹聴し続けていた。2人が実際にどこまでの関係だったのかはわかりません。ただ、何かしらがあって、正式に交際するかどうかという段になって言い分が違ってきたのかも知れない。周囲の女性警察官からは『A子が“マウント”を取りたい(優位な立場を誇示したい)だけだろう』と噂されていました。その先輩もキリがないと分かって『諦めた』と話していました」

函館地区を管轄する北海道警函館方面本部 ©文藝春秋

 周囲の目を憚らず、男性へのアピールをすることもしばしば。署内の懇親会でも泥酔して、男性警察官に甘える姿がたびたび目撃されていた。

「そんな酔っ払ったA子を『今日は誰が送っていくか』を飲み会の最中に話し合うのが常で、送った人が彼女と肉体関係を持つ、というのが男性警察官の中で暗黙の認識だった。そんなことが日々繰り返され、『A子は尻が軽い』という噂が道警に広まってしまいました」(同前)

 今回処分された、不倫関係を持ったB氏もA子さんの直属の上長だった。年上の男性が“不倫対象”となるのには、道警ならではの事情があるという。

「A子さんと飲み会などがきっかけで関係を持ったのは同世代ではなく、既婚の先輩が多かった。というのも、道警で函館勤務している警察官は、道警本部時代などに札幌市内で戸建てを購入した所帯持ち男性が多く、だいたい単身赴任なんです」(同前)

函館西署は市の中心部にある ©iStock.com