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最終的に4年生らは「外部に漏らすことはやめよう」と判断

 盗撮機械が発見されても合宿は継続されたという。部内で盗撮行為について話し合いが行われたのは、事件発覚から10日以上後、夏合宿が終わってからだった。H、I、Jはこう供述している。

2017年夏合宿の様子3 公式Facebookより(2017年8月15日)

《4年生20名くらいのLINEができ、8月17日、4年生約20名と幹部で本件についてどうするのかMTGを行った。その後、幹部とAでMTGを実施。翌日、4年生約20名の希望者とAでMTGを実施した。非常に大きな問題であるという共通の認識があったため、「学生だけで留めて上層部に報告すべきではない、報告すべきだ」等、様々な意見があった。結果、好ましい選択ではなかったかもしれないが、そこでは外部に漏らすことはやめよう、ということになった》

 しかし、事態を重く見た一部の学生が部のコーチに盗撮事件を報告。上層部がこの問題を知ることとなったのだ。

 一度は事実を握りつぶすことを決めたアメフト部の4年生と幹部たち。《好ましい選択ではなかったかもしれない》と述べているが、もしこれが学外で起きていたら、逮捕されていてもおかしくない案件であるのは言うまでもない。こうした身内に甘い姿勢が盗撮事件が3年連続で起こることを許す素地になっていたのではないか。

「純潔と正義」の白い十字架を背負う立教ラッシャーズは、果たしてどう対処するのか。いまこそスポーツマンシップが問われている。

アメフト部員専用トレーニングルーム外観 同部HPより

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