既婚男性とのキス映像がYouTubeで生配信されてしまったモデルの中村江莉香(31)。中村のブログやSNSには、ファンからの批判や励ましなどのコメントが溢れている。
中村の知名度が上がったのは、今年2月2日から4月27日までに配信されていた“新婚”観察リアリティーショー番組「いきなりマリッジ2」(AbemaTV)への出演がきっかけだ。番組終了後に同番組の他の出演者との交際を発表したときは、ブログへのアクセスが200万を超えたこともあった。「週刊文春デジタル」がキス映像配信について取材した際には、「波に乗っていると勘違いしていたところもあったと思います」と答えている。
実は取材班は “泥酔キス映像”が生配信される前に、すでに中村にインタビューを行っていた。テーマは「リアリティーショー番組のリアル」。30日間の“新婚生活”の実態や、リアリティーショー番組に出演した理由、炎上してもSNSを続けるのはなぜか――。
今回あまりに“リアル”な打撃を受けたわけだが、それでも中村が私生活を公開し続ける理由に迫った。
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――「いきマリ」は結婚願望を持つ初対面の男女が、出会ってすぐに挙式して婚姻届にサインし、30日間“新婚生活”を送るんですよね。
中村 そうです。挙式は沖縄の教会で、そこで“新郎”と初めて顔を合わせたのですが、なんと顔見知りで! 地元の京都でモデル活動を始めて、上京してからも続けているのですが、以前カメラマンである五十嵐恭雄さん(36)に撮ってもらったことがあるんです。こんな偶然ってあるんやなって思いました。
「着替えるときはカメラのスイッチを切ってください」
――その後、世田谷の一軒家で擬似夫婦生活が始まったわけですが、スタッフから撮影のレクチャーや禁止事項の説明などはあったんですか?
中村 何もないんですよ。突然、撮影が始まるんです。各部屋に小型カメラが設置されていて、ルールはなくて全部自由。強いて言うなら、「着替えるときはカメラのスイッチを切ってください」って言われたことくらいです。ただやっぱり家での撮影はしんどくて、カメラを意識して不自然になってしまいました。慣れるのには1週間くらいかかりましたね。