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「消費税を10%から5%」で野党も挑発 れいわ代表・山本太郎の狙い

2019/11/07

 閣僚辞任が相次いでも、政権交代の追い風が一向に吹いてこないのが野党の現状だ。だが、その片隅で「山本太郎」という不思議な風が渦巻いている。

今月45歳の誕生日を迎える ©常井健一

「ニューズウィーク日本版」(11月5日号)やファッション誌「GQ JAPAN」(12月号)が相次いで表紙に山本氏の顔をあしらい大特集を組んだ。12月に発売の自著も、早くもアマゾンの売れ筋ランキング総合100位内に一時入るなど、他の野党党首を凌ぐ「数字」を持っている。

 山本氏に手応えを聞くと、「“手応え”みたいなもんは信じない。それが本当なら、私は(参院選で)受かったはず。あくまでリアルを見つめ、議席を増やすことを考えている」と語る。

©常井健一

 9月から毎晩の如く各地で遊説を続け、ネットで生配信している。参加者の質問に応じる形式で、一回当たり2時間超。返答は、小泉進次郎環境相の演説よりも具体的だ。終了後には1時間かけて全員に名刺を配り、記念撮影にも応じる。

 11月6日時点で全国26カ所を回った。北海道、九州、沖縄の会場を覗くと、都市部では常に200人以上を集め、野党の現職議員も姿を見せていた。

©常井健一

 山本氏は街頭で、「消費税を10%から5%に落とす。これを旗に立てたら政権交代の芽が出てくる。野党の先輩方は優秀でも、今まで旗が間違っていた。本気で権力を獲りに行きましょうよ」と、挑発的に繰り返す。