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“幕張の防波堤”が伝授する対処法は?

 マリンスタジアムでは12球団の球場で唯一、風速に加えて風向もスコアボードに表示されるなどの対策が取られているが、投手自身がとれる“マリン風”の対処方法はあるのだろうか。

「風の対処方法は基本的にはないです(笑)。私はとにかく登板前のマウンドでの投球練習で、その日の風を把握していました。私の場合は、いつも直球、直球、スライダー、スライダー、直球の順番で5球投げることに決めていた。一球一球、風を計算してボールの動き方を掴むんです。まあ、あとは実際にあのマウンドに立って、経験を重ねないと分からないでしょうね」

岩手大会で好投する佐々木朗希 ©文藝春秋

 メジャーリーグも経験したマリーンズのOBとして、小林氏は佐々木投手にこんなアドバイスを送った。

「高校で活躍した佐々木投手でも、年間を通して野球をする環境に慣れるまでは時間がかかるでしょうし、体力面での不安もありますが、高いポテンシャルを秘めている投手なのは確かです。浜風の大変さばかり強調しましたが、晴れて穏やかな日のマリンスタジアムは投げていてとても気持ちがいい。パ・リーグは、ロッテと楽天以外の4球団はドーム球場ですけど、やはり屋外でやる野球は楽しいですよ。素晴らしいロッテファンに囲まれて、佐々木投手が投げる姿を早く見たいです。地道に努力をして日本を代表する投手になってほしいですね」
 
 海風を味方に“佐々木旋風”を巻き起こしてほしい。

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