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「鼻血を出しているAに警察が話しかけている隙に逃げました。そのまま足立の連中も一緒に逃げて、なぜか荒川の仲間と足立の連中が仲良くなっていて、皆で足立区のショッピングモールに行きました。

 僕も仲良くなって一緒にプリクラを撮ったりゲームをしたりと遊んでいました。夕方くらいに警察から解放されたAも合流して、話していたらいつのまにか仲良くなっていましたね(笑)。Aも喧嘩が初めてだったことを知らされて、『ドキドキだったな』とその時の興奮をわかちあいました。

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 周りの判断だとAの方が出血量が多かったので僕が勝ったという話もありますが、Aの中では納得いってないんじゃないですかね。『再戦するか?』と言われましたが、絶対嫌ですね。Aとは今でも遊ぶ仲で、最近ではAから『カラオケ行こうよ』としょっちゅう誘われています。もし他区と揉めたら『助けに行く』ともいわれています(笑)」

 事件の捜査が進み、後日Bも警察に呼ばれた。ギャラリーも皆、任意で事情聴取に呼ばれ、捜査は半年以上かかった。

 決闘罪の歴史は古く、制定は明治22年にまでさかのぼる。決闘を行った者だけでなく、決闘に立ち会ったり、場所を提供しても処罰される。ネット上では「ダメなことだが、今の世の中では評価できる」「卑怯なのが多いなか、男らしくていいじゃない」など、2人を賞賛する声もあがっている。

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「父親は『喧嘩で捕まるのはいいけど、曲がったことで捕まるのは許せない』と言ってくれたんですけど、母親には『馬鹿じゃないの?』と呆れられました。地元の中学ではタイマンしたことで僕は有名になりました。でも二度とあんなことはやりたくないですね。すごく痛かったし、アドレナリンなんて全然出なかったです。同じように彼女が侮辱されてもタイマンはしないですね(笑)。C子とはその後2カ月くらいで別れちゃいました。タイマンが原因ではありません」

 Bは今後、「大好きな野球に没頭したい」と話していた。

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