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レンタルビデオの延滞金が10万円に……

「テレビでは立て板に水のごとく喋っていて、しっかりとした方という印象ですが、普段は真逆なんです」

 こう語るのは、徳井の誕生日会に参加し、一緒に旅行したことのある後輩芸人。

「いつもボケーッとしていて、心ここにあらずという感じで、とにかく忘れっぽい。ただ、他の先輩が芸にダメ出しした時、徳井さんは『ここはよかったで』と優しくフォローしてくれた。よくご馳走して頂いていましたし、ケチで税金を払わなかった訳ではないと思います」(同前)

 実際、ルーズなエピソードには事欠かない。「寝坊して2週連続で収録に遅刻」、「新幹線の切符をなくしたと思い新たに購入したら、鞄からもとの切符が見つかる」、「レンタルビデオの返却を忘れ、延滞金が10万円に」などなど。

 これだけなら、いち芸人の破天荒な日常として笑って済ませられる。

笑って済ませられない未払いの数々

 ところが――。他にも山ほど未払いがあった。本人はSNSでこう呟いていた。

「電気が止まりました」(2010年6月10日)

「水道が止まった…」(11年11月8日)

「気付けばまた料金払い忘れてて、ガスが止まっている。今日は水風呂だ」(12年8月23日)

 いずれも、下積み時代ではなく、個人会社の設立後。吉本興業関係者によれば、「家の郵便ポストを見ないから、督促状が来ていても分からない」のだという。

 極めつけは生活費だ。徳井は自宅とは別に、スピードワゴン・小沢一敬、作家・桝本壮志と3LDKをシェアして住んでいた。だが、テレビ番組で、3人の生活費を入れる共同の口座に、8カ月にもわたって入金していなかったことをバラされ、こう弁明している。

「もう普通に忘れてもうて。あ、入れるわ、入れるわって言うて、ホンマに5分するともう忘れている」(『人生が変わる1分間の深イイ話 2時間スペシャル』日テレ系。17年4月17日放送)

 吉本によると「自粛期間は決まっていない」という。国民の義務は「あ、忘れてもうた」では済まされない。

出典元

法務大臣<河井克行>夫婦のウグイス嬢「違法買収」

2019年11月7日号

2019年10月31日 発売

定価440円(税込)

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