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 約15分後、伊藤さんの姿を確認するや運転席を降りて迎えた二宮。そして伊藤さんの重いスーツケースを持ち、甲斐甲斐しく車のトランクに収納。堂々と寄り添って歩くことのできないトップアイドルの、せめてもの気遣いだろう。伊藤さんに対する優しさが垣間見える、微笑ましいシーンとなった。

空港内では、バラバラに行動していたが、時間差で駐車場で合流した2人 ©文藝春秋

 二宮は運転席に座り、伊藤さんは後部座席に姿を隠す。車は空港を後にし、都心にある二宮の自宅マンションへと帰途に着いた――。

 これまで噂に上った二宮の恋愛遍歴は、長澤まさみ、佐々木希など枚挙に暇がない。しかし伊藤さんとの関係はそれらとは明らかに違う。過去に、二人きりの海外旅行を目撃されたことはないし、鮮明なツーショットが撮影されたのはこれが初だ。

 そこに、年齢を重ねて生まれた、二宮の変化を読み取ることができる。

「俺はね、結婚は最近はしたほうがいいと思っている」

 二宮は過去、ことあるごとに「結婚願望がない」と語っていた。しかし13年11月に放送された「ニノさん」(日テレ系)では、「俺はね、結婚は最近はしたほうがいいと思っている」と新たな心境を吐露し、次のように続けた。

「この人がすごい好きだから結婚したいとかじゃなくて、もうそろそろ孝行の一つとして孫見せなきゃまずいかなっていう感じ。生きているだけで幸せなんだけど、もう一個嬉しいこと乗っけてあげたいってなってきたんですよ、急に」

 女性誌『MORE』13年2月号でもこう語った。

「結婚に求める条件なんて考えたこともない。一緒にいて考えもしないことが起こるから面白いし、ロマンティックなんじゃない?」

 この頃に芽生えた願望が、今、伊藤さんとの間で現実的になってきている。

 しかし、アイドルにとって「恋愛」と「結婚」は、答えの見つからない永遠の難問であることもまた事実。とりわけジャニーズ事務所においては、これまで「グループ内で結婚できるのは一人だけ」など、様々な結婚に関する“掟”が噂に上ってきた。

 実際のところはどうなのか。ジャニー喜多川社長(86)はかつてこう語っている。

「健全な男だもの。女性と一緒にいて当たり前だよ。それってウチはだめなの?」

 意外なことに、ジャニーズ事務所には“恋愛禁止令”や“結婚禁止令”は存在しないのだという。ジャニーズ内部に詳しい音楽関係者が話す。