昭和34年(1959年)創刊の総合週刊誌「週刊文春」の紹介サイトです。最新号やバックナンバーから、いくつか記事を掲載していきます。各号の目次や定期購読のご案内も掲載しています。

source : 週刊文春デジタル

genre : ニュース, 社会, テレビ・ラジオ

 Dさんに噛みついたのは、ラブラドールレトリーバーのトーマスだ。体重が40キロほどあり、立ち上がると人間の大人くらいの大きさになる。白井家からは事件後、治療費2万円とお詫びの手紙が同封された封筒が届けられたという。

「天才!志村どうぶつ園」2019年7月13日放送回より

《D様 この度は私どもの犬が大変なご迷惑をかけてしまいましたこと 心からお詫び申し上げます 今後は近隣の方々、D様にご迷惑をかけないようしていきます。どうかこの度の事はお許しください ごめんなさい 白井由紀子》

咬みつき事故の謝罪文

「しかし、白井さんが治療費を持ってきたのは咬みつき事件から4カ月ほど経った後。心から反省していたとは思えません。私は犬に怒っているのではない。悪いのは馬やヤギや犬ではなくて、飼い主ですから。飼い方も知らず、環境も整ってないのに、無責任にあれだけの動物を飼っている白井家に責任がある。市の動物愛護センターや保健所も指導していると言いますが、いつまで経っても何も改善されませんよ。犬はつい最近も脱走して、私の顔を見た途端吠えてきました。あの恐怖と痛みを思い出し、安心して畑作業ができません」(同前)

Dさんが咬みつき事件を保健所に通報したところ、保健所はトーマスに狂犬病の検査を実施し、その結果が送付されてきた
咬みつき事件に関する保健所の書類

咬みついた犬に殺処分の危機が……

 実は白井家の犬が咬みつき事件を起こしたのはこの一度だけではない。「以前は白井家と親しかった」というEさんが証言する。

「トーマスに咬まれた人は複数いるんです。由紀子さんが『浜松市とトーマスの殺処分も含めた話になってしまいそう』と話していました。なんとか殺処分は回避したみたいで、今でもトーマスは白井家で飼育されています。百歩譲って、飼育方法を改めるなら別にいいんです。でも変わらず家で放し飼いにして、いまだに何度も脱走している。トーマスのためにもしっかりしつけてあげてほしい」

白井家から脱走した犬・トーマス(2019年4月3日撮影)
路上を歩く脱走犬(2019年6月21日撮影)

 そして今年2月、白井家をよく知る関係者Fさんは信じがたい写真を見たといって、携帯電話の画面を見せてくれた。そこには一頭のヤギが映っていた。

イケメン長男がヤギにスプレーで落書き

「白井家は飼育費集めのために、馬の使用済み蹄鉄を長男の鴻明くんがスプレーで塗装して販売しているのですが、そのスプレーで白いヤギの体に落書きをしたそうです。その日はバレンタインデーだったので、ハートマークを描いたと。現場には日テレのスタッフもいて、映像に映り込むとまずいからと慌てて消そうとしましたが、すぐには消えなかったと聞きました。撮影は落書きされたヤギが映り込まないようにして継続されたようですね。結局、落書きは1週間ほど残っていました」

落書きされたヤギ(2019年2月14日撮影)
ヤギ落書きは撮影スタッフも見ていた(2019年2月14日撮影)