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「彼らは有名なプレイヤーでしたよ」

齋藤容疑者の手配写真

「人狼ゲームはそもそも中世ヨーロッパの伝統的なパーティゲームです。6~10人ほどのプレイヤーが集まって、“村人”と“人狼(村人に扮装した狼)”に分かれて会話を交わしながら村人に紛れる人狼を見抜いていく。『人狼殺』ではボイスチャットでプレイヤー同士で会話ができるため一堂に会する必要はなく、中高生を中心に爆発的な人気を博しています」(ゲームライター)

 2人と一緒にプレイをしたことがあるという知人は「彼らは有名なプレイヤーでしたよ」と語る。

「人狼殺業界イチのイケメン」と豪語していた容疑者

「石澤さんのハンドルネームは『毒食ったちゃん』で、齋藤容疑者は『ガノトトス』『圧倒的トトス』など『○○トトス』の名前でプレイしていました。ガノトトスはゲーム『モンスターハンター』に出てくるモンスターの名前です。トトスは自信家でプレイもイケイケ、自分で『人狼殺業界イチのイケメン』だと言っていた。一度都内で飲んだことがありますが、プライベートの話はせず、ずっと人狼の話をしていた。

 一方、毒ちゃんは落ち着いた、淡々としたプレイスタイルで、ツイッターにゴスロリやバンギャ(ビジュアル系バンドファン)っぽい服をあげていた。交際は公にしていませんでしたが、互いにSNSで匂わせたりしていたので噂にはなっていました。1年程前にオフ会を通じてつながったようです」(同前)

デート先の人狼ゲーム専門店でのネームプレート(Twitterより)
齋藤容疑者が参加していた「人狼殺」のプレイ画面

 石澤さんは齋藤容疑者に実際に会うために都心に出ることもあった。デート先は人狼ゲームを取り扱う店が多かったという。そして事件の約1カ月前、別れが突然訪れる。