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連載シネマチャート

放課後活動の草分け的クラブを映したドキュメンタリー 「ゆうやけ子どもクラブ!」を採点!

シネマチャート

〈解説〉

放課後活動の草分け的存在である、「ゆうやけ子どもクラブ」のドキュメンタリー。東京都小平市に1978年に誕生したこの事業所では、小学生から高校生までの、知的障害、発達障害、自閉症など、さまざまな障害を持つ子どもたちが、放課後や夏休みを過ごす。音に敏感過ぎる子や、みんなの輪に入れない子など、カメラはクラブに通う子どもたちに寄り添う。そして、彼らを全身で受け止める職員と過ごすうちに、少しずつ変わっていく姿を追いかける。一方で、「放課後等デイサービス」制度が昨年改定されたことで存続の危機に陥る様子から、子どもたちにとって何が大切なのかも問いかける。監督は、布川事件を追いかけた『ショージとタカオ』の井手洋子。112分。

©井手商店映画部
  • 中野翠(コラムニスト)

    ★★★★☆気がすすまないまま見たのだが、子ども達のこだわりや行動に興味津々。指導員たちの頼もしさ。運営が続くことを祈る。

  • 芝山幹郎(翻訳家)

    ★★★☆☆映画的快楽はないが、勉強になった。受け容れることの大変さが伝わる。同じ場所で周回を重ねないと、内部に入れない。

  • 斎藤綾子(作家)

    ★★★★☆個性的と呼ぶには桁外れな子どもたちが、そのままで過ごせる姿に感動。幼い頃の自分を重ねて、心の底から慰められた。

  • 森直人(映画評論家)

    ★★★☆☆余計な情緒を足さず、対象を見つめる姿勢に好感。大切な内容なので、もう一段シビアな現状把握に斬り込んでも良かった。

  • 洞口依子(女優)

    ★★★★☆ゆっくりと昏れ泥む場所に子どもの個性煌めくそれぞれを吸い付くように活写するカメラと音声。世界中に届いて欲しい。

  • もう最高!ぜひ観て!!★★★★★
  • 一食ぬいても、ぜひ!★★★★☆
  • 料金の価値は、あり。★★★☆☆
  • 暇だったら……。★★☆☆☆
  • 損するゾ、きっと。★☆☆☆☆
©井手商店映画部

INFORMATION

「ゆうやけ子どもクラブ!」(井手商店映画部)
ポレポレ東中野ほか全国順次上映中
https://www.yuyake-kodomo-club.com/

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