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ゴールデンタイムからアニメ消滅! これはプロレスが辿った道なのか?

『ギブUPまで待てない!!』の大惨事を思い出して!

2019/12/06

 新番組『ドラえもんまで待てない!!』は、『ドラえもん』と時事問題を同時に扱う“報道アニメバラエティ”。司会は●のもんた。第1回放送のテーマは、ジャイアンの実家の雑貨屋に見る、消費税増税の問題点。CMに入って早々、●のはアシスタントのケツを豪快に撫で回す。が、実際CMには入っておらず、番組開始数分でさらに手を進めようとする、●ののハイスパットセクハラ(編注:ハイスパットとは、試合序盤からいきなり大技を繰り出すという意味のプロレス用語)が全国のお茶の間にドーンと放送。『ドラえもん』を毎週楽しみにしていた子供たちが驚きのあまり鼻血を出す中、そこから画面がアニメに切り替わり、満を持してドラえもん登場。四次元ポケットからひみつ道具を出すシーンに。

「(♪)貞操帯~」

©iStock.com

 アニメ化したアシスタント(CV:井脇ノブ子)にドラえもんが鉄製のガードルを履かせると、●のもんた(CV:大宮イチ)のシャットアウトに成功。両手の指を粉砕骨折した●の、引退したプロレスラー・飯塚高史(CV:タージン)を召喚&アイアンフィンガーを譲り受けて装着&鋼鉄の貞操帯をメッタクソに叩いてぶっ壊す。

 再び丸出しになったアシスタントのケツを撫で回そうとしたそのとき、カメラは再びスタジオの映像。浅間山荘を粉砕した鉄球をアシスタントが操縦、見事●のもんたの土手っ腹に鉄球が命中し、●のは絶命する。その後、飛び散った●のの肉片に、ドラえもんがうっかりバイバイン(編注:1滴かけると2倍になる薬)をぶっかけてしまい、血まみれのドス黒い肉が増殖していったが、●のが生き返ることは決してなかった。そして、10月からのエンディングテーマ美輪明宏『ヨイトマケの唄』が流れる――。

 ……と、こんな内容になるなら、やっぱり10月以降もドラ&クレしん観ます!

掟ポルシェ(おきてぽるしぇ)

1968年生まれ、北海道留萌市出身。ニューウェイヴバンド「ロマンポルシェ。」のボーカル・説教担当としてデビューし、アルバム『盗んだバイクで天城越え』などをリリース。ライターとしても活動し、雑誌「TV Bros.」での連載のほか、『男の!ヤバすぎバイト列伝』(リットーミュージック)など著書も多い。また、DJ、俳優、声優、アイドルイベント司会としても活躍し、ドギツイ色物と見られがちだが、実は正しいことを言ってくれるお兄さん的存在として愛されている。

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